世界史の過去問 | 予想問題
世界史A
問20
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
世界史A 平成24年度(2013年) 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
世界史上の政治体制について述べた次の文章を読み、下の問いに答えよ。
ヨーロッパでは、第一次世界大戦の終結時に開催された(8)パリ講和会議が、戦後の国際秩序の構想を示したが、この構想は現実には様々な問題と矛盾も引き起こし、(9)ヨーロッパ各国の内政に大きな影を落とすこととなった。敗戦国ドイツでは、大戦後の国民的不満を背景にした民族的・排外的主張などによって(10)ナチスが支持を広げ、政権を握った。その後、ドイツは1939年にポーランドに侵攻してヨーロッパを(11)第二次世界大戦の惨禍へと引きずり込んだ。
問 下線部(9)に関連して、戦間期(第一次世界大戦終結時から第二次世界大戦勃発時まで)のヨーロッパ各国の政治について述べた文として正しいものを、次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。
ヨーロッパでは、第一次世界大戦の終結時に開催された(8)パリ講和会議が、戦後の国際秩序の構想を示したが、この構想は現実には様々な問題と矛盾も引き起こし、(9)ヨーロッパ各国の内政に大きな影を落とすこととなった。敗戦国ドイツでは、大戦後の国民的不満を背景にした民族的・排外的主張などによって(10)ナチスが支持を広げ、政権を握った。その後、ドイツは1939年にポーランドに侵攻してヨーロッパを(11)第二次世界大戦の惨禍へと引きずり込んだ。
問 下線部(9)に関連して、戦間期(第一次世界大戦終結時から第二次世界大戦勃発時まで)のヨーロッパ各国の政治について述べた文として正しいものを、次の(1)~(4)のうちから一つ選べ。
- イギリスでは、最初の自由党内閣が成立した。
- ドイツでは、ヴァイマル(ワイマール)憲法が制定された。
- フランスでは、第三共和政が誕生した。
- ユーゴスラヴィアでは、独自の社会主義路線が進められた。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
問題文の戦間期とは、第一次世界大戦終結~第二次世界大戦勃発時とされているので、「第一次世界大戦終結」=1919年、「第二次世界大戦勃発時」=1939年と分かります。選択肢の中でこの年代に当てはまるものを選べばよいのです。
1、イギリス最初の自由党内閣が成立したのは19C後半。つまり、1800年代後半のため、ふさわしくないとわかります。
2、ワイマール憲法制定は1919年です。つまり、この選択肢が正しいとわかります。
確認ポイント:1919年に起こったこと。
・第一次世界大戦の終結によるパリ講和会議の開催
・ドイツのワイマール憲法の制定
・朝鮮で三・一独立運動
・中国で五・四運動
・中国で孫文らにより中国国民党が成立
以上が代表的なことになるので、覚えておいたほうが良いでしょう。
3、第三共和政は1870年~1940年であるため、その成立であれば1870年。つまりふさわしくありません。
4、ユーゴスラヴィアにて社会主義が進められていったのは第二次世界大戦中の1943年であるので、ふさわしくありません。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問19)へ
世界史A問題一覧
次の問題(問21)へ