社会福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
現代社会と福祉 問24

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問題

社会福祉士試験 第27回(平成26年度) 現代社会と福祉 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

日本における相互扶助に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 屋根葺きや田植えなどに際して労力を交換しあう慣習を「ユイ」という。
  • 共同生産と収穫物の共同分配によって利益を共有する慣習を「テツダイ」という。
  • 見返りを求めずに食料や労力を無償で提供する慣習を「モヤイ」という。
  • 信仰や社交を目的にした任意参加型の相互扶助組織を「組」という。
  • 生産や自治を目的にした地縁による相互扶助組織を「講」という。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1.屋根葺きや田植えなどに際して、労力を交換しあう慣習を「ユイ(結)」といいます。

2.共同生産と収穫物の共同分配によって利益を共有する慣習は「モヤイ(舫、催合)」です。

3.見返りを求めずに食料や労力を無償で提供する慣習は「テツダイ」です。

4.信仰や社交を目的にした任意参加型の相互扶助組織は「講」です。

5.生産や自治を目的にした地縁による相互扶助組織は「組」です。

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02

1○ 労力を交換しあう慣習のことを「結(ゆい)」といいます。
2× 共同分配により利益を共有する慣習のことを「もやい」といいます。
3× 見返りを求めず無償で提供することを「テツダイ」といいます。
4× 設問は、「講」と呼ばれる相互扶助組織の説明です。
5× 設問は、「組」と呼ばれる相互扶助組織の説明です。

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03

○1 .共同体の構成員の間で労力を交換しあう慣習を「ユイ(結)」といいます。

×2 . 共同生産と収穫物の共同分配によって利益を共有する慣習を「モヤイ(催合)」といいます。

×3 . 見返りを求めずに食料や労力を無償で提供する慣習を「テツダイ(手伝い)」といいます。地主と小作の関係のようにタテ関係の手伝いと、冠婚葬祭のようにヨコ関係の手伝い等があります。

×4 . 信仰や社交を目的にした任意参加型の相互扶助組織を「講」といいます。

×5 . 生産や自治を目的にした地縁による相互扶助組織を「組」といいます。

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