社会福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
現代社会と福祉 問26

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

01

1× 社会福祉では人、物、制度などに加えて、情緒的支援など金銭に換算できないことも資源として捉えます。
2○ サービスや情報にアクセスできなければ、ニーズが満たされることもありません。
3○ インフォーマルな支援も、ニーズ充足のための資源です。
4× 資力調査に基づくのは、選別主義です。
5× 専門職の裁量で判定を行うケースは多いです。なお、専門職により判断されたニードをノーマティブニードといいます。

参考になった数117

02

×1 . 福祉サービスのニーズを充足するもののうち、その価値が金銭に換算されない(例えば人とのつながりや精神的な悩みの傾聴など)こともまた資源と言えるでしょう。

○2 . 福祉サービスは、その情報を知らなかったり、実際にアクセスできなければ、ニーズを充足することができません。情報提供やサービスの窓口を十分に準備するべきです。

○3 . 町内会やボランティア組織など、インフォーマルな活動であっても、福祉サービスのニーズを充足するものは、資源です。

×4 . 普遍主義的な資源の配分においては、すべての対象者に福祉サービスを提供します。
資力調査に基づいて福祉サービスの対象者を規定するのは、選別主義的な資源配分の方法です。

×5 . 福祉サービスのニーズを判定するには、専門職の裁量も必要な時があります。

参考になった数47

03

正解は2、3です。

1.福祉サービスのニーズを充足するもののうち、資源と言えるのは、その価値が金銭に換算される場合だけでなく、金銭に換算されない場合も含まれます。

2.福祉サービスは、アクセスしてはじめてニーズを充足できるといえます。

3.インフォーマルな活動であっても、福祉サービスのニーズを充足するものは資源といえます。

4.資力調査に基づいて福祉サービスの対象者を規定するのは選別主義です。

5.福祉サービスのニーズの判定には、専門職の裁量が必要なこともあります。

参考になった数38