社会福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
社会保障 問50
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問題
社会福祉士試験 第28回(平成27年度) 社会保障 問50 (訂正依頼・報告はこちら)
日本の社会保険制度と公的扶助制度の基本的な特質に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 公的扶助は防貧的な機能をもつ。
- 公的扶助は個別の必要に応じて給付を行う。
- 社会保険の給付は、実施機関の職権により開始される。
- 社会保険では原因のいかんを問わず、困窮の事実に基づいて給付が行われる。
- 公的扶助は、保険料の拠出を給付の前提条件としている。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.公的扶助は救貧的な機能をもちます。一方、社会保険は防貧的な機能をもちます。
2.公的扶助は個別の必要に応じて給付が行われます。(必要即応の原則)
3.社会保険の給付は、被保険者による申請が中心となります。
4.社会保険では、困窮の事実を問わず、原因に基づいて給付が行われます。
5.公的扶助の給付の前提条件に保険料の拠出はありません。保険料の拠出が前提条件となるのは社会保険です。
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02
2○ 設問の通り、個別の必要に応じて給付をすることになっています。
3× 被保険者の申請により開始されます。
4× ミーンズテストによって判定されます。
5× 公的扶助は税金を原資としています。
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03
公的扶助と社会保険の比較問題です。
公的扶助を生活保護と置き換えれば、解きやすくなると思います。
1× 防貧の機能を持つのは「社会保険」です。
2〇 正しいです。
3× 社会保険の給付は保険者によって支給が行われます。
4× 社会保険は、困窮の事実に関係なく誰もが対象になりえる制度です。
5× 公的扶助ではなく、「社会保険」の説明です。
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