社会福祉士の過去問
第28回(平成27年度)
相談援助の基盤と専門職 問92
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問題
社会福祉士試験 第28回(平成27年度) 相談援助の基盤と専門職 問92 (訂正依頼・報告はこちら)
2014年の「ソーシャルワークのグローバル定義」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
- ウェルビーイングの増進を目指して、人間関係の問題解決を図ることが新たに加えられた。
- ソーシャルワークは、専門職であるとともに政策目標であることが明示された。
- これまで過小評価されてきた地域・民族固有の知を認めるものとなっている。
- 先進国の意見や実情を尊重し、マクロレベルの社会政策と社会開発を重視している。
- 西洋における集団主義重視への懸念が示された。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.「ウェルビーイングの増進を目指して、人間関係の問題解決を図ること」は従来から記載されています。
2.政策目標であることは明示されていません。
3.これまで過小評価されてきた地域・民族固有の知を認める記載がされました。
4.先進国だけでなく、発展途上国の意見や実情も尊重しています。
5.西洋における個人主義を懸念し、集団を重視することが示されました。
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02
2× 「政策目標」ではなく「学問」であると定義されています。
3○ 先住民を含めた諸民族の固有知にも価値付けを行っています。
4× 先進国以外も、ミクロレベルも重視しています。
5× 集団主義への懸念は示されていません。
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03
1、不適切です。選択肢の内容は2014年のソーシャルワークのグローバル定義以前から謳われている内容です。
2、不適切です。ソーシャルワークは専門職であり、学問であると謳われています。政策目標については明示されていません。
3、適切な内容です。
4、不適切です。マクロレベルの社会開発も重視していますが、ミクロレベルも含めた人々や様々な社会構造に働きかける事が重要であると謳われています。
5、不適切です。西洋が植民地支配を行う事で、地域・民族固有の知を過小評価、軽視してきた事に対する反省が明記されています。先住民の方達はその地域で地域独自の価値観や知識を持ち、それが現在のソーシャルワークに大きな影響を与えている事に触れ、それを学ぶために先住民の方達を含めたすべての人の声に耳を傾ける事を重視しています。
集団主義重視への懸念は示されておりません。
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