社会福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
人体の構造と機能及び疾病 問3

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問題

社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 人体の構造と機能及び疾病 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

心臓の正常解剖に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 冠状動脈は大動脈起始部より分岐する。
  • 右心房と右心室の間の弁を僧帽弁という。
  • 上大静脈と下大静脈は左心房に開口する。
  • 肺静脈の中の血液は静脈血である。
  • 冠静脈洞は左心房に開口する。

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この過去問の解説 (3件)

01

心臓・大脳は頻出問題となっておりますが、苦手としている方も多いのではないでしょうか?
検索サイトで心臓・大脳を検索し、プリントアウトして過去問と照らし合わせ学習するのがお勧めだと思います。静脈・動脈・右心左心房・室の用語を逆にして出題するケースが多くなっていますので、注意が必要です。

1.正しい。冠状動脈は心筋に酸素予備栄養を送る動脈です。大動脈から最初に分岐します。

2.誤り。左心房・左心室→僧帽弁/右心房・右心室→三尖弁です。

3.誤り。上大静脈・下大静脈は右心房に開口します。

4.誤り。肺静脈とは肺でガス交換を終えた動脈血を心臓へ運ぶ静脈です。
また肺動脈は右心室から肺へ血液を送る動脈です。

5.誤り。冠静脈洞とは心筋からの静脈血を集めます。右心房に開口します。

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02

1〇 冠状動脈は左右ともに大動脈弁の直上の大動脈起始部から分岐します。
2× 僧帽弁は左心房と左心室の間にある弁で、右心室と右心房の間には三尖弁があります。
3× 上大静脈と下大静脈は全身を循環した血液が戻ってくる血管であり右心房に開口しています。
4× 肺静脈は酸素を多く含んだ血液である動脈血が流れています。
5× 冠静脈洞は心筋などに酸素を供給した後の血液が戻ってくる場所であり右心房に開口しています。

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03

正解は1です。

1.冠状動脈は大動脈起始部より分岐します。

2.右心房と右心室の間の弁は三尖弁といいます。僧帽弁は左心房と左心室の間の弁です。

3.上大静脈と下大静脈は右心房に開口します。左心房には、左肺静脈と右肺静脈が開口します。

4.肺静脈の中の血液は動脈血です。

5.冠静脈洞は右心房に開口します。

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