社会福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
人体の構造と機能及び疾病 問6

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問題

社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 人体の構造と機能及び疾病 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

レビー小体型認知症に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 米国人によって提唱された疾患である。
  • レビー小体は主に脊髄に蓄積する。
  • 臨床診断に用いる中核的特徴にパーキンソン症状がある。
  • 幻覚症状の中では幻聴が最も多い。
  • 前頭側頭型認知症とも呼ばれる。

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この過去問の解説 (3件)

01

認知症の出題も多く見られています。
三大認知症として「アルツハイマー」「レビー小体」「脳血管性」の3つがあります。
この他にも認知症は様々な種類、病態なども違いますので、整理しておくと良いかも知れません。

1.誤り。レビーと聞くと外国人をイメージしますが、日本人の小阪憲司らが提唱しました。

2.誤り。脳にレビー小体という、タンパク質の塊が出来ます。初期では認知機能低下が目立たない事もあります。

3.正しい。レビー小体型認知症はパーキンソン、幻視、抑うつ、睡眠時の異常行動、認知の変動が見られます。

4.誤り。レビー小体認知症は幻視が多く見られます。

5.誤り。前頭側頭型認知症はピック病とも呼ばれています。別名「若年性認知症」です。
性格の変化や異常行動が最初に出現します。

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02

1× レビー小体型認知症は日本人によって提唱されました。
2× レビー小体は神経細胞中に見られる異常たんぱく質で大脳皮質や脳幹に蓄積します。
3〇 レビー小体型認知症初期には振戦や筋固縮などのパーキンソン病様症状がみられます。
4× 幻聴よりも幻覚の方が多いとされています。
5× 前頭側頭型認知症とレビー小体型認知症とは別の認知症とです。

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03

正解は3です。

1.レビー小体型認知症は、日本人によって提唱された疾患です。

2.レビー小体が蓄積するのは、大脳皮質や脳幹です。

3.レビー小体型認知症の中核的特徴にパーキンソン症状があります。

4.最も多い幻覚症状は幻視です。

5.前頭側頭型認知症とも呼ばれるのはピック病です。

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