社会福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
心理学理論と心理的支援 問8

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問題

社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 心理学理論と心理的支援 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、大脳の前頭葉の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 計画、判断、評価、創造などの高次精神活動に関係する。
  • 身体位置の空間的認識に関係する。
  • 聞こえた音を識別する聴覚機能に関係する。
  • 視覚と眼球運動に関係する。
  • 情動調節や記憶形成に関係する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1〇 前頭葉の後部は運動野であり、前部(前頭前野)が高次精神活動の中枢になります。
2× 頭頂前葉部の体性感覚が空間的認識にとって重要です。
3× 側頭葉上部にある聴覚野により聴覚が機能します。
4× 視覚は主に後頭葉の機能とされています。
5× 情動や記憶形成に重要なのは大脳辺縁系の扁桃体や海馬です。

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02

正解は1です。

1.大脳の前頭葉は、計画、判断、評価、創造などの高次精神活動に関係する部分です。

2.身体位置の空間的認識に関係するのは、大脳の頭頂葉です。

3.聞こえた音を識別する聴覚機能に関係するのは、大脳の側頭葉です。

4.視覚と眼球運動に関係するのは、大脳の後頭葉です。

5.情動調節や記憶形成に関係するのは、大脳辺縁系です。

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03

大脳関係の出題も時々ありますので、まずは大脳(頭頂、側頭、後頭、前頭葉)の位置と役割・関係性を整理しておくことをお勧めします。

1.正しい。高次精神活動は前頭葉の役割です。

2.誤り。身体位置の空間認識は頭頂葉が関係します。

3.誤り。聴覚機能に関係するのは側頭葉です。

4.誤り。視覚は後頭葉が関係します。

5.誤り。情動調節や記憶形成は扁桃体が関係します。

以上により、選択肢1が正解となります。

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