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社会福祉士の過去問 第29回(平成28年度) 心理学理論と心理的支援 問14

問題

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カウンセラーの次の発言のうち、来談者中心療法における「受容」の応答例として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
「進路選択の相談であれば、隣町にあるキャリア支援センターに行かれたらどうでしょうか。そこでは就職先の紹介のほかに、相談にも乗ってくれますよ」
   2 .
「あなたご自身が体験され苦痛を感じたいくつかの話をお聴きし、私は今あなたが辛い思いをされているのが分かります」
   3 .
「自分探しであちこち旅をされていますが、もうそろそろどこかで落ち着かれた方が良いのではないかと私は思います」
   4 .
「あなたはこの町でもっと人と関われば、この町がきっと好きになりますよ。それはそんなに難しいことではありませんよ」
   5 .
「亡くなられたあなたのお母さんがあなたにはいつも優しかったように、私の母親も私には特別優しかったですねぇ。今も涙が出てきそうです」
( 社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 心理学理論と心理的支援 問14 )
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この過去問の解説 (3件)

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この問題のように、実際の事例風に解答を導き出す問題も多く見られます。
消去法などで、間違いを見つけることは出来ると思います。自分がカウンセラーの立場で有ることを想像しながら、丁寧に解きましょう。

受容とは受け入れることを意味します。
来談者中心療法はカール・ロジャースにより提唱されました。
ロジャースが患者の事をクライエントと呼び始めたそうです。
無条件の肯定的関心:クライエントを否定せず、ありのままに受容する。共感的理解、自己一致などが大切です。

上記の説明により、選択肢2がクライエントの話を聞いて寄り添い、ありのままに受容していることが分かると思います。

以上により、選択肢2が正解となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
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正解は2です。

1.「キャリア支援センターに行かれたらどうでしょうか」と提案を行っているため、適切ではありません。

2.クライアントの話に添って「辛い思い」を共感しているため、「受容」の応答例として最も適切といえます。

3.「もうそろそろどこかで落ち着かれた方が良いのではないかと私は思います」とカウンセラーの主観を伝えているため、適切ではありません。

4.「この町でもっと人と関われば、この町がきっと好きになりますよ。」とカウンセラーから働きかけを行っているため、適切ではありません。

5.「私の母親も私には特別優しかったですねぇ。今も涙が出てきそうです」というのは、クライアントの話ではなく、カウンセラー自身の経験に添ったものになっています。そのため最も適切な応答例とはいえません。

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1× クライアントに対して来談者中心療法では非審判的態度をとります。
2〇 受容は審判的態度をとることなくクライアントの気持ちが分かったという反応として用いられます。
3× 来談者中心療法では無条件の肯定的な関心を持ち共感的に理解することを大切にします。
4× 具体的な解決策を提示するのは来談者中心療法では行いません。
5× 来談者中心療法ではクライアントの気持ちを自分のように感じ理解するのは大切であるが、設問は自分自身の気持ちを感じているだけです。

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