社会福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
社会保障 問50
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問題
社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 社会保障 問50 (訂正依頼・報告はこちら)
「平成25年度社会保障費用統計(国立社会保障・人口問題研究所)の内容に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 社会保障給付費の対国内総生産比は20%を超えている。
- 政策分野別社会支出の構成割合が最も高いのは、「家族」に対する支出である。
- 政策分野別社会支出のうち、「住宅」支出の構成割合は10%を超えている。
- 部門別社会保障給付費の対国内総生産比をみると、「医療」が最も高い。
- 社会保障財源をみると、公費負担の割合が最も高い。
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この過去問の解説 (4件)
01
2× 政策分野別社会支出の構成割合で最も高いのは「家族」ではなく「高齢」です。
3× 「住宅」の支出割合は、0.5%程度です。
4× 部門別社会保障給付費の対GDP比で最も高いのは「年金11.3%」です。次いで「医療」が7.3%となっています。
5× 社会保障の財源の約半分は社会保険料です。次いで公費負担です。
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02
「平成25年度社会保障費用統計」参照
http://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/fsss-h25/H25.pdf
1.正答
社会保障給付費の対国内総生産比は22.91%であり、20%を超えています。
(P5 表2 社会保障費用の対国内総生産比および対国民所得比)
2.誤答
政策分野別社会支出の構成割合が最も高いのは、
高齢(47.9%)、保健(33%)、遺族(5.9%)、 家族(5.3%)で4番目となっています。
(P9.図3 政策分野別社会支出の構成割合の国際比較(2011年度))
3.誤答 。
政策分野別社会支出の9分野のうち、住宅は0.5%と最も少ない割合になっています。
(P9.図3 政策分野別社会支出の構成割合の国際比較(2011年度))
4.誤答
部門別社会保障給付費の対国内総生産比をみると、最も多いのが、年金(11.30%)、次いで医療(7.32%)、福祉その他(4.28%)となり最も多いのは年金です。
(P10 表8 部門別社会保障給付費の対国内総生産比(対国民所得比))
5.誤答
2013年度の社会保障財源の総額は127兆594億円であり、対前年度増加率は0.0%の減少でした。
項目別割合をみると、社会保険料が49.6%、公費負担が33.9%、他の収入が16.6%となっています。
(P14 参照)
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03
2.誤り。最も高いのは「高齢」に次いで「保健」です。
3.誤り。住宅の支出構成割合は0.12%となっており、10%を超えているのは「高齢」です。
4.誤り。年金が一番高く(11.30%)、その次に医療(7.32%)となっています。
5.誤り。社会保障財源は保険料6割、国及び地方の公費4割となっています。
以上により、選択肢1が正解となります。
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04
1.社会保障給付費の対国内総生産比は20%を超えています。
2.政策分野別社会支出の構成割合が最も高いのは、「高齢」に対する支出です。
3.政策分野別社会支出のうち、「住宅」支出の構成割合は0.5%です。
4.部門別社会保障給付費の対国内総生産比をみると、「年金」が最も高くなっています。
5.社会保障財源をみると、社会保険料の割合が最も高くなっています。
平成25年度社会保障費用統計のほか、平成28年度までの社会保障費用統計でも同じ傾向となっています。
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