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社会福祉士の過去問 第29回(平成28年度) 社会保障 問49

問題

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日本の社会保障の歴史的展開に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
被用者を対象とした社会保険制度として、まず健康保険法が施行され、その後、厚生年金保険法が施行された。
   2 .
最初に実施された公的医療保険制度は、国民健康保険である。
   3 .
後期高齢者医療制度は、介護保険制度と同時に創設された。
   4 .
国民皆年金は、基礎年金制度の導入によって実現した。
   5 .
第二次世界大戦後、社会福祉の制度は、身体障害者福祉法、児童福祉法、生活保護法の順に施行された。
( 社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 社会保障 問49 )
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この過去問の解説 (4件)

119
1.正しい。健康保険法(大正11)日本における公的医療保険制度の中核をなす法律です。
厚生年金保険法(昭和29)日本の労働者が加入する年金保険について、定めた法律です。

2.誤り。1922(大正11)健康保険法が施行。労働者が対象。
1938年 国民健康保険が開始されました。

3.誤り。後期高齢者医療制度は2008年施行。
介護保険創設は2000年です。

4.誤り。基礎年金とは国民のために設けられている基礎的な年金です。
1985年 国民年金法・厚生年金保険法改正によって成立されました。
国民皆保険は1961年 国民健康保険法が改正され、国民皆保険体制が確立されました。

5.誤り。年号は順を追って覚えておくと良いかも知れません。
1946年 生活保護法
1947年 児童福祉法
1949年 身体障害者福祉法
1950年 生活保護法(新)
1951年 社会福祉事業法

以上により、選択肢1が正解となります。

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55
正解は1です。

1.1922年(大正11年)に健康保険法が制定され(1927年に施行)、1942年(昭和17年)に労働者年金保険法(1944年(昭和19年)に厚生年金保険法に改称)が制定されました。

2.最初に実施された公的医療保険制度は、1922年(大正11年)に制定された健康保険です。国民健康保険は1938年(昭和13年)に制定されました。

3.後期高齢者医療制度の創設は2008年(平成20年)です。介護保険制度が創設された2000年(平成12年)と同時ではありません。

4.基礎年金制度が創設されたのは、1985年(昭和60年)です。国民皆年金のスタートは1961年(昭和36年)です。

5.旧生活保護法1946年(昭和21年)、児童福祉法1947年(昭和22年)、身体障害者福祉法1949年(昭和24年)、新生活保護法1950年(昭和25年)の順です。

33
1○ 被用者対象の社会保険制度は、「健康保険法」「船員保険法」「労働者年金保険法」の順に施行されました。後に労働者年金保険法が厚生年金法に改正されました。
2× 公的医療保健制度は、まず被用者保険である健康保険制度がつくられました。
3× 2000年に介護保険法施行、2008年に後期高齢者医療制度が施行されました。
4× 国民皆年金は1961年に実現し、基礎年金制度は1986年から実施されています。
5× 第二次世界大戦後、旧生活保護法1946年(昭和21年)、児童福祉法1947年(昭和22年)、身体障害者福祉法1949年(昭和24年)、新生活保護法1950年(昭和25年)の順に施行されました。

17
正答【1】

1.正答
被保険者を対象とした社会保障制度は、1922年「健康保険法」、1944年「厚生年金保険法」が施行されています。


2.誤答
最初に実施された公的医療保険制度は、1922年に施行された「健康保険法」です。

「健康保険法」は、都市部の労働者を対象としたため公的医療保険制度としては不十分でした。
そのため、当時の国民の大部分を占めていた農民への医療制度やその後の戦争を見据え、1938年任意保険である「国民健康保険」が施行されています。
現在の「国民皆保険制度」は、1961年になってから始まりました。


3.誤答
後期高齢者医療制度は、従来の老人保健制度に代わり、75歳(寝たきり等の場合は65歳)以上の方が加入する独立した医療制度で、2008年(平成20年4月)から開始されています。

一方、「介護保険制度」は、2000年(平成12年)から開始され、介護保険の被保険者は、65歳以上を対象とした(第1号被保険者)と、40歳から64 歳までの医療保険加入者(第2号被保険者)に分けられます。


4.誤答 
国民皆年金は、基礎年金制度の導入以前の1961年(昭和36年)に開始されています。

従来、年金制度は特定の職業(船員・労働者等)を対象にしていましたが、社会情勢に伴い、農業、漁業、自営業者を対象に国民年金制度が創設し、その後、1961年に国民皆年金制度が発足しました。

一方、基礎年金制度は、1985年(昭和60年)国民年金法・厚生年金保険法改正によって、全国民共通の基礎年金となったことにより、厚生年金保険や共済年金に加入している人であっても、同時に国民年金にも加入している、2階建て年金制度です。


5.誤答 
第二次世界大戦後の、社会福祉制度は、「生活保護法」「児童福祉法」「身体障害者福祉法」の順で施行されています。

戦後、多くの貧困民への救済策として1946年「旧生活保護法」が施行されました。その後、孤児などの救済策として1947年「児童福祉法」、戦争によって負傷した人への救済である「身体障害者福祉法」が1949年に施行されています。

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