社会福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
相談援助の理論と方法 問100
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問題
社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 相談援助の理論と方法 問100 (訂正依頼・報告はこちら)
解決志向アプローチに関する次の記述として、正しいものを1つ選びなさい。
- 問題の原因の追求よりも、クライエントのリソース(能力、強さ、可能性等)を活用することを重視する。
- ヒューマンシステムを言語システムとして捉える。
- 対話を、専門家ネットワークと個人的ネットワークの間に生まれるものと捉える。
- 個人と環境の継続的な相互作用により、無力化が起こると考える。
- クライエントが、自分の人生を描き出す対話のパートナーとなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
2× 設問はナラティブアプローチの内容です。
3× 設問はオープンダイアローグに関する内容です。
4× 設問はエンパワメントアプローチに関する内容です。
5× 解決志向アプローチでは、具体的行動で実現できる小課題を設定し、小さな変化が生活の多様な領域における肯定的変化を生むとしています。
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02
1.解決志向アプローチでは、問題の原因の追求よりも、クライエントのリソースを活用することを重視します。
2.ヒューマンシステムを言語システムとして捉えるのは、ナラティブアプローチです。
3.対話はクライエントとワーカーの間で行われるため、ネットワークの間に生まれると捉えることは適切ではありません。
4.個人と環境の継続的な相互作用により、無力化が起こると考えるのは、エンパワメントアプローチです。
5.解決志向アプローチでは、クライエントとワーカーが対話をしながら進めていきます。クライアントの中で対話をしながら進めるものではありません。
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03
1、適切な内容です。
2、不適切です。選択肢は「ナラティブアプローチ」に関する内容です。
ナラティブアプローチはクライエントの「語り」を重要視するアプローチ方法です。
ソーシャルワーカーは相手の語りを促進できるよう働きかけ、その語りに着目してクライエントの理解に努めています。
3、不適切です。選択肢は「オープンダイアローグ」に関する内容です。
4、不適切です。選択肢は「エンパワメントアプローチ」に関する内容です。
5、不適切です。
解決志向アプローチとはクライエント自身が望む未来を具体的に描き、それを達成するために必要な物が何かを考えて理想とする未来に進んでいけるよう支援するアプローチ方法です。
クライエント自身が望む未来はソーシャルワーカーの対話の中で見つけていく事となります。
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