社会福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
相談援助の理論と方法 問115
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問題
社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 相談援助の理論と方法 問115 (訂正依頼・報告はこちら)
グループワークに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 波長合わせとは、メンバー間の親しい対面や接触を通して、お互いに刺激し、影響し合うことである。
- グループの発達過程とは、グループの誕生から終結に至る、力動的関係の過程を示すものである。
- グループの凝集性とは、メンバーがどのような思いや感情を持ってグループの場面にやってくるのかを、援助者があらかじめ理解しておくことである。
- メンバー間の相互作用とは、メンバーがグループの構成員として認められるため、グループが持つルールのことである。
- プログラム活動とは、メンバーと機関・施設側との間で目標達成に向けての取組について合意を形成し、双方の責任を明確にすることである。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.波長合わせとは、メンバーがどのような思いや感情を持ってグループの場面にやってくるのかを、援助者があらかじめ理解しておくことです。
2.グループの発達過程とは、グループの誕生から終結に至る、力動的関係の過程を示すものです。
3.グループの凝集性とは、グループのまとまり度合いのことをいいます。
4.メンバー間の相互作用とは、メンバー間の親しい対面や接触を通して、お互いに刺激し、影響し合うことです。
5.プログラム活動とは、目標達成に向けて実施される個々の取組のことです。
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02
2○ 相互作用によってもたらされる力のことをグループダイナミクスといいます。
3× 設問は波長合わせの説明です。グループの凝集性は、グループメンバーが協力して課題に対処する上でのまとまりのことです。
4× メンバー間の相互作用とは、グループ内部での様々な体験を通して成長を続けていくことです。グループワークは、メンバー個々の問題をグループダイナミクスを活用して解決していく過程です。
5× プログラムとは立案から評価に至るまでの全過程で、具体的活動などはプログラム活動とよびます。
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03
波長合わせとは、ソーシャルワーカーがクライエントと面接する前にクライエントの気持ちを想像したり、クライエントの情報を確認しておく事で、クライエントに共感できるよう準備する事を言います。
2、適切な内容です。
3、不適切です。グループの凝集性とは、グループの結束力の事を指します。
選択肢の内容は「波長合わせ」の内容です。
4、不適切です。
メンバー間の相互作用とは、グループメンバー同士が様々な活動を通じて影響しあい、成長する事を指します。
5、不適切です。
プログラム活動とは、グループの共通の目標や目的を達成するために企画された活動の事を指します。
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