社会福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
相談援助の理論と方法 問116

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

社会福祉士試験 第29回(平成28年度) 相談援助の理論と方法 問116 (訂正依頼・報告はこちら)

自助グループの特性に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 専門職がリーダーとして問題や課題を専有している。
  • メンバーが受動的である。
  • メンバー間に明確な上下関係がある。
  • 異なる悩みや問題、課題を持つ者の集まりである。
  • 本人や家族が参加している。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1× 自助グループの運営には原則的に専門職は関与しません。
2× 当事者こそが主体であるとして当事者間の支え合いによって問題解決の手段を自ら獲得していくとしています。
3× メンバー間の関係は仲間であり、対等です。
4× 共通の体験、悩み、問題を持つ人があつまり、分かち合いを通じて、また当事者間の支え合いによって問題解決をはかります。
5○ 患者会、家族会、自助グループなどと呼ばれる同じ問題や悩みを抱えた当事者同士が助け合い、支え合うグループのことです。

参考になった数42

02

正解は5です。

1.自助グループでは、メンバーが中心となって問題や課題に取り組みます。専門職がリーダーとなって問題や課題を専有することはありません。

2.自助グループでは、メンバーは能動的に活動します。

3.自助グループでは、メンバー間に明確な上下関係はありません。

4.自助グループは、同じ悩みや問題、課題を持つ人の集まりです。

5.自助グループには、本人や家族が参加しています。

参考になった数21

03

1、不適切です。
自助グループはグループの参加メンバーが主体となってグループを運営しています。

2、不適切です。
自助グループは参加メンバーが主体的に会を運営する事が特徴として挙げられています。

3、不適切です。
自助グループの参加メンバーに上下関係は無く、全てのメンバーが対等な立場で参加する事が可能です。

4、不適切です。
自助グループとは同じ悩み、課題を持つ者同士が集まり、それぞれの体験・経験などを話すなど、メンバーと共有する事で自分の課題や悩みなどと向き合う事が出来るという効果があります。

5、適切な内容です。
自助グループには同じ悩みを持つ仲間が集まりますが、本人に限らずその家族なども参加する事が可能です。

参考になった数11