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社会福祉士の過去問 第30回(平成29年度) 現代社会と福祉 問26

問題

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世界保健機関( WHO )による「健康の社会的決定要因」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
集団間の健康における格差と社会経済的境遇との関連に着目する概念である。
   2 .
個人の学歴や所得は、社会的決定要因から除外される。
   3 .
ソーシャルキャピタル( 社会関係資本 )は、社会的決定要因から除外される。
   4 .
健康格差を是正するための個別ケースへの介入に関する概念である。
   5 .
地域の経済的開発の状況は、健康格差の発生に影響を及ぼさない。
( 社会福祉士試験 第30回(平成29年度) 現代社会と福祉 問26 )
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この過去問の解説 (4件)

72
正解は1です。

1.WHOの「健康の社会的決定要因」とは、集団間の健康における格差と社会経済的境遇との関連に着目する概念です。

2.個人の学歴や所得も社会格差として社会的決定要因に含まれます。

3.ソーシャルキャピタルもソーシャルサポートとして社会的決定要因に含まれます。

4.個別ケースへの介入に関する概念ではありません。

5.地域の経済的開発の状況は、健康格差の発生に影響を及ぼします。

付箋メモを残すことが出来ます。
29
正解は1です。

「健康の社会的決定要因」とは、人々の健康状態を規定する経済的、社会的条件のことを指します。20世紀後半より、人々の健康状態や病気が自身をとりまくあらゆる条件に影響を受けることが広く認知され、研究が進むようになりました。

その他の選択肢については、以下のとおりです。

2.健康の社会的決定要因には、その人の社会的、経済的、政治的、環境的な条件が含まれます。

3.社会や地域における人々の信頼関係が活発化することで、社会の効率性を高めるという『ソーシャルキャピタル』。健康の社会的決定要因に含まれています。

4.社会的決定要因は政策としての概念であり、個別ケースへの介入に関する概念ではありません。

5.地域の経済状況が、人々の健康に格差を生むことは広く認知されています。

22
1.WHOによる「健康の社会的決定要因」とは、集団間の健康における格差と社会経済的境遇との関連に着目する概念のことです。

2.「社会的決定要因」の中には、個人の学歴や所得などの、個人の社会・経済的要因も含まれます。

3.「社会的決定要因」の中には、コミュニティでの人とのつながりの豊かさ(ソーシャルキャピタル)もソーシャルサポートとして含まれます。

4.「社会的決定要因」とは、健康格差を是正するための個別ケースへの介入に関する概念ではありません。

5.地域の経済的開発の状況は、健康格差の発生に影響を及ぼすとされています。

8
正解は1です。

1→集団間の健康における格差と社会経済的境遇との関連に着目していきます。

2→個人の学歴や所得は、社会的決定要因に影響しています。

3→ ソーシャルキャピタル( 社会関係資本 )は、社会的決定要因に含まれています。

ソーシャルキャピタルとは、社会・地域における人々の信頼関係や結びつきを表す概念のことをいいます。

4→個別ケースへの介入に関する概念ではなく、政策としての概念です。

5→地域の経済的開発の状況は、健康格差の発生に影響を与えます。

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