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社会福祉士の過去問 第30回(平成29年度) 地域福祉の理論と方法 問37

問題

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事例を読んで、市の社会福祉協議会に配置された生活支援コーディネーター( 地域支え合い推進員 )の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

〔 事例 〕
生活支援コーディネーターは、担当地域に高齢者が交流できるサロンのような場がほとんどないと考えていて、何とかしたいと思っていた。そこで、自治会などの地域団体にサロンの実施を呼び掛けたが、高齢化している地域団体は担い手不足を理由に断った。
   1 .
より広域の中学校区域でサロンを実施するよう、地域団体に助言した。
   2 .
地域の民生委員の協力を得て、高齢者の生活実態調査を行い、行政がサロンを直接運営するように訴えた。
   3 .
高齢者が日頃集まっている場所を調べ、そこでのサロンの実施を含めて、地域の福祉課題などを地域住民と話し合った。
   4 .
地域団体の負担を減らすため、サロンの参加者を一人暮らし高齢者に限定した。
   5 .
地域団体に、他の地域で活発に行われているサロンと同じ方法を勧めた。
( 社会福祉士試験 第30回(平成29年度) 地域福祉の理論と方法 問37 )
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この過去問の解説 (4件)

45
1.担い手不足によりサロンの実施を断られている状況で、より広域の中学校区域でのサロン実施を助言することは適切とはいえません。

2.高齢者の交流を主な目的としているサロンの実施について、行政が直接運営するよう働きかけることは適切ではありません。

3.高齢者が日頃集まっている場所を調べ、そこでのサロンの実施を含めて、地域の福祉課題などを地域住民と話し合うことは適切な対応といえます。

4.高齢者の交流を目的とするサロンの実施に、対象とする人を一人暮らしの高齢者と限定することは適切ではありません。

5.他の地域と同じ問題を抱えていたり同じ状況であるとは限りませんし、他の地域で行われている方法がこの地域に機能するとは限らないので、この対応は適切ではありません。

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15
正解は3です。

1.担い手不足でサロンの実施を断られている状況で、より広域の区域でサロンを実施するように助言することは適切な対応とはいえません。

2.サロンの実施を断られている状況で、サロンの運営に固執していると思われるような働きかけは適切な対応とはいえません。また、高齢者の交流を目的としているため、行政が直接サロンを運営することも望ましいとはいえません。

3.担い手不足でサロンの実施を断られていることから、高齢者が日頃集まっている場所で、地域の福祉課題などのサロンの実施以外の話題を地域住民と話し合いながら、サロンの実施を模索していくことは適切な対応です。

4.高齢者の交流を目的としているため、サロンの参加者を一人暮らしの高齢者に限定することは望ましくありません。

5.サロンの実施を断られている状況で、サロンの運営に固執していると思われるような働きかけは適切な対応とはいえません。また、他の地域で活発に行われている方法が、この地域でも機能するとは限りません。

11
正解は3です。

その人の状態に最適な生活支援等サービスの活用を支援するには、人々のニーズを把握し、地域の高齢者も参加しながら仕組みづくりを行なうのが理想です。

その他の選択肢については、以下のとおりです。

1.地域包括ケアシステムの構築を重視しているため、区域の拡大が福祉力の形成に繋がるわけではありません。

2.地域の住民や介護サービス事業者、専門職などが協力してサービスを創出することが大切です。サロン運営を行政に一任してしまうのは、正しい対応とは言えません。

4.生活支援コーディネーターにとって大切なのは、できるだけ多くの地域の高齢者が参加できるサービス体制を整えることです。

5.地域ごとのニーズに合った方法を模索するのが、生活支援コーディネーターの役割です。

8
正解は3です。

1→より広域の中学校区域でサロンを実施する考えは、問題の目的とあっていません。

2→行政がサロンを直接運営するように訴えることは、適切とはいえません。

3→ 情報を集め、地域住民と情報共有することは適切な行いです。

4→負担を減らすため、対象を限定することは本来の「高齢者が交流できるサロンのような場」という目的から離れてしまうといえます。

5→他の地域で活発に行われているサロンを参考にしていくことは大切ですが、同じ方法をとるのではなく自分たちの地域にあったものにしていくことが重要です。

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