社会福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
社会調査の基礎 問86
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問題
社会福祉士試験 第30回(平成29年度) 社会調査の基礎 問86 (訂正依頼・報告はこちら)
全数調査と標本調査に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 標本調査の場合、測定誤差は生じない。
- 無作為抽出による標本調査の場合、母集団の性質について統計的に推測できる。
- 標本調査の場合、標本誤差は生じない。
- 全数調査の場合、測定誤差は生じない。
- 全数調査の場合、母集団から一部を取り出し、取り出した全員を対象に調査する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.4.測定誤差は測定した値に含まれる誤差のことです。標本調査、全数調査ともに測定誤差は生じます。
2.無作為抽出による標本調査の場合、母集団の性質について統計的に推測できます。
3.標本誤差は、標本調査で一部だけを調査することにより生じる誤差のことです。標本調査の場合に標本誤差が生じます。全数調査の場合には生じません。
5.母集団から一部を取り出し、取り出した全員を対象に調査するのは標本調査です。全数調査は母集団のすべてを調査します。
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02
1.4.標本調査も全数調査も測定誤差は生じます。
2.設問のとおりです。
3.標本調査では、標本誤差が生じます。
5.設問は標本調査の説明です。
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03
正解は2です。
選択肢のとおり、無作為抽出による標本調査で母集団の性質を統計的に推測できます。
各選択肢については以下のとおりです。
1→測定誤差は、標本調査・全数調査ともに生じます。
3→標本誤差は、母集団から標本を抽出する過程や標本値から全体の結果を推測する過程などから生まれるもので、標本調査の場合生じます。
4→全数調査でも測定誤差は生じます。
5→選択肢は標本調査の説明です。全数調査は、全ての対象に調査を行ないます。
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