社会福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
社会調査の基礎 問89

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

1.複数の事柄は、一つの質問文ではなく、それぞれの質問文に分けることが望ましいといえます。

2.前の質問の回答が次の質問の回答に影響を与えるような質問の順番は望ましくはありません。

3.「家事は一般的に夫婦で平等に分担すべきですか」という質問文では、「一般的に」という文言があるため、回答者が自分の家庭でそうすべきだと考えているかどうかは分かりません。

4.「どちらともいえない」という選択肢を設けることは差し支えありません。

5.調査票のレイアウトや色を工夫することは、回答しやすくする効果もあるため、回答をゆがめない範囲で行うことが望ましいといえます。

参考になった数63

02

正解は3です。

1.一つの事柄は一つの質問文で尋ねるのが望ましいです。
2.前の質問の回答が次の質問の回答に影響を与えることを促すような質問の順番は不適切です。
3.設問のとおりです。
4.どちらともいえないという選択肢を設けた方がよい場合もあります。
5.レイアウトや色を工夫することで回答をゆがめることにはなりません。

参考になった数18

03

正解は3です。

この質問文では「一般的に」と書かれているので、回答者が自分の家庭のこととして考えているかどうかは分かりません。

各選択肢については以下のとおりです。

1→複数の事柄を一つの質問文で尋ねると、回答者の答えを正確に把握することができないため質問は分けることが望ましいです。

2→前の質問の回答が、次の質問の回答に影響を与えることをキャリーオーバー効果と言いますが、これは質問を作成する際に質問の順番を工夫するなどして配慮する必要があります。

4→「どちらともいえない」という選択肢を設けてはならないという決まりはありません。

5→調査票のレイアウトや色を工夫することが全て、回答をゆがめることになるとは言えないため誤りです。

参考になった数9