社会福祉士の過去問
第30回(平成29年度)
相談援助の理論と方法 問111
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問題
社会福祉士試験 第30回(平成29年度) 相談援助の理論と方法 問111 (訂正依頼・報告はこちら)
ソーシャルワークで活用されるインフォーマルな社会資源の特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 制度化されたサービスである。
- 利用者は、一定の手続と受給要件を満たす者に限られる。
- 利用者との私的な人間関係を通して、援助が提供される。
- フォーマルな社会資源と比べ、提供されるサービスの継続性や安定性は高い。
- フォーマルな社会資源と比べ、利用者の個別的な状況に対する融通性は乏しい。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.インフォーマルな社会資源は、制度化されていません。
2.インフォーマルな社会資源には、一定の手続や受給要件は原則としてありません。
3.インフォーマルな社会資源は、利用者との私的な人間関係を通して、援助が提供されます。
4.インフォーマルな社会資源は、フォーマルな社会資源と比べ、提供されるサービスの継続性や安定性は低いといえます。
5.インフォーマルな社会資源は、フォーマルな社会資源と比べ、利用者の個別的な状況に対する融通性は高いといえます。
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02
2× インフォーマルな資源に手続きや用件はありません。
3○ 私的な人間関係はインフォーマルな社会資源です。
4× インフォーマルな社会資源はサービスの継続性や安定性はフォーマルな資源と比べ、低いです。
5× インフォーマルな社会資源は個別状況に対する融通性は高いと言えます。
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03
基本的な理解があれば解答できる問題です。
端的にいうとインフォーマルな社会資源は
地域や職場などの助け合い、企業やNPOなどに
よる民間のサービスがそれに当たります。
1× フォーマルの説明です。
2× 一定の手続と受給要件を必要としない
インフォーマルな社会資源はあります。
3〇 正しいです。
4× 説明が逆です。
フォーマルな社会資源は税金が投入されているため、インフォーマルな資源
よりも安定性は高いです。
5× インフォーマルはフォーマルに比べ、
手続きや受給要件などが緩いため、融通性はあるといえます。
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