社会福祉士の過去問
第31回(平成30年度)
障害者に対する支援と障害者自立支援制度 問56
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問題
社会福祉士試験 第31回(平成30年度) 障害者に対する支援と障害者自立支援制度 問56 (訂正依頼・報告はこちら)
「平成28年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)」における障害者の実態に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 障害者手帳の種類別でみると、精神障害者保健福祉手帳所持者数が最も多い。
- 身体障害者手帳所持者のうち、65歳以上の者は3分の2を超えている。
- 療育手帳所持者数は、前回の調査時(平成23年)よりも減少している。
- 精神障害者保健福祉手帳所持者のうち、最も多い年齢階級は「20歳〜29歳」である。
- 身体障害者手帳所持者のうち、障害の種類で最も多いのは内部障害である。
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この過去問の解説 (3件)
01
2、適切です。身体障害者手帳所持者のおよそ70%が65歳以上の高齢者となっています。
3、不適切です。前回調査時よりおよそ35万人ほど増加しています。
4、不適切です。最も多い年齢階級は「40~49歳」でおよそ2割を占めています。
5、不適切です。身体障害者手帳所持者の障害で一番多いのは「肢体不自由」です。
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02
平成28年度の障害者手帳所持者の数についての出題です。
1× 最も多いのは身体障害者手帳です。
身体障害者手帳所持者は428.7万人で、
精神障害者保健福祉手帳所持者は84.1万人になります。
2○ 正答です。
身体障害者手帳所持者のうち、65歳以上の者は72.6%を占めています。
データから高齢と身体障害は関連性があると読み取れればいいと思います。
3× 療育手帳所持者数は前回より増加しています。
前回(平成23年)療育手帳所持者数は62.2万人に対して、
今回(平成28年)は96.2万人と大幅に増えています。
4× 精神障害者保健福祉手帳所持者のうち
最も多い年齢階級は「40~49歳」です。全体の約2割を占めます。
5× 身体障害者手帳所持者のうち、
障害の種類で最も多いのは「肢体不自由」です。
肢体不自由は193.1万人で全体の45%を占め、
次に多いのが内部障害で124.1万人になります。
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03
②正しい記述です。
③療育手帳所持者数は前回の調査時(平成23年)よりも増加しています。知的障害の認知度が高まり、療育手帳所持者が増えたことが原因の一つと思われます。
④精神障害者保健福祉手帳所持者のうち,最も多い年齢階級は「20歳以上65歳未満」となっており、半数以上を占めています。
⑤内部障害も増加傾向にありますが、一番多いのは肢体不自由です。
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