社会福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
人体の構造と機能及び疾病 問1

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問題

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この過去問の解説 (4件)

01

この問題は身体の成長と発達、及び加齢に伴う身体機能の変化を問う問題です。

1→✕ 寝返りが打てるようになるのは生後5~6カ月です。

2→✕ 思春期以降に生殖系が急速に発達し、第二次性徴が現れます。

3→✕ 身体の成長が最も著しくなるのは乳幼児期とされています。

4→✕ 生殖器系の発達が最も著しくなるのは思春期(概ね12・13歳)とされています。

5→〇 老齢期には収縮期血圧(いわゆる最高血圧)が上昇します。 

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02

正解は5です。

老年期には収縮期血圧(最高血圧)が上昇し、拡張期血圧(最低血圧)は低下しやすくなる傾向があり、収縮期血圧と拡張期血圧の差(脈圧)が大きくなってしまいます。脈圧が大きくなると心臓病のリスクが増えます。

各選択肢については以下のとおりです。

1→個人差はありますが、一般的に5~6ヶ月で寝返りが打てるようになると言われているため誤りです。

2→第一次性徴は、生殖器が形成される胎児の時に起こる男女の判別基準となる生物学的な特徴です。思春期には第二次性徴が起こります。

3→身体の成長が最も著しいのは乳幼児期です。

4→生殖器系の成長が最も著しいのは思春期です。

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03

1、不適切です。人間は生後3か月頃に首が座るようになり、寝返りがうてるようになるのは生後4~6か月頃であると言われています。

2、不適切です。第一次性徴は胎児の頃に性別を決定づける生殖器が出来る時期の事を指します。思春期に出現するのは第二次性徴です。

3、不適切です。身体の成長が最も著しい時期は「乳幼児期」とされています。

4、不適切です。生殖器系の成長は思春期頃が最も大きいとされており、女児は11歳、男児は12歳頃がそれにあたるとされています。

5、適切な内容です。収縮期血圧とは血圧の「上」の数値の事を指します。加齢に伴い血管が老化し、動脈硬化を引き起こす事から上昇すると考えられています。

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04

正解は5です。

1 ×

寝返りがうてるようになるのは、生後5〜6ヶ月ころです。

2 ×

思春期には、第二次性徴が出現します。

第一次性徴とは、生まれつき持っている性別の特徴で、生殖器にみられる性差です。

3 ×

人の身体が最も著しく成長する時期は、乳幼児期です。

4 ×

生殖器系の成長が最も著しくなるのは、第二次性徴が現れる思春期です。

5 ○

老年期になると、血管の弾力性が失われ、自律神経の働きなどの要因も加わり、収縮期血圧が上昇します。

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