社会福祉士 過去問
第33回(令和2年度)
問2 (人体の構造と機能及び疾病 問2)

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問題

社会福祉士試験 第33回(令和2年度) 問2(人体の構造と機能及び疾病 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

心臓と血管の構造と機能に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 肺と右心房をつなぐのは、肺静脈である。
  • 左心房と左心室の間には、大動脈弁がある。
  • 血液は、左心室から大動脈へと流れる。
  • 上大静脈と下大静脈は、左心房に開口する。
  • 血液は、大動脈から肺に流れる。

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この過去問の解説 (4件)

01

この問題は心臓の血管やその構造に関する問いです。

選択肢1. 肺と右心房をつなぐのは、肺静脈である。

✕ 肺と右心房は右心室を経由して肺動脈でつながっています。

選択肢2. 左心房と左心室の間には、大動脈弁がある。

✕ 左心房と左心室の間にあるのは僧帽弁です。

選択肢3. 血液は、左心室から大動脈へと流れる。

〇 左心室から出た血液は大動脈を流れ、全身の機器に動脈血を巡らせて大静脈に行き右心房に辿り着きます。これを体循環といいます。

選択肢4. 上大静脈と下大静脈は、左心房に開口する。

✕ 上大静脈や下大静脈は右心房に開口しています。

選択肢5. 血液は、大動脈から肺に流れる。

✕ 左心室から出た血液は大動脈を流れます。

参考になった数278

02

正解は「血液は、左心室から大動脈へと流れる。」です。

各選択肢については以下のとおりです。

選択肢1. 肺と右心房をつなぐのは、肺静脈である。

肺と右心房は右心室を経由して肺動脈でつながっています。

選択肢2. 左心房と左心室の間には、大動脈弁がある。

左心房と左心室の間にあるのは僧帽弁です。

選択肢3. 血液は、左心室から大動脈へと流れる。

左心室から大動脈へ流れた血液は各臓器に行き渡り、毛細血管で酸素と二酸化炭素、さらに栄養と老廃物の交換を行い、静脈血となり、右心房に戻ってきます。 これを体循環と言います。

選択肢4. 上大静脈と下大静脈は、左心房に開口する。

上大静脈と下大静脈は右心房に開口します。

選択肢5. 血液は、大動脈から肺に流れる。

右心室から出た血液は、肺動脈を経て肺に行き渡り、肺胞で二酸化炭素と酸素の交換が行われた後、肺静脈を通って左心房に戻ります。これを肺循環と言います。

参考になった数57

03

全身から集まった血液は、大静脈から、右心房、右心室、肺動脈を経て肺を循環し、肺静脈、左心房、左心室から、大動脈を通って全身に送り込まれます。

選択肢1. 肺と右心房をつなぐのは、肺静脈である。

×

肺と右心房は、右心室を介して、肺動脈でつながっています。

動脈とは、心臓から血液を送り出す血管のことをいいます。

選択肢2. 左心房と左心室の間には、大動脈弁がある。

×

左心房と左心室の間には、僧帽弁と呼ばれる弁があり、血液が逆流しないようになっています。

大動脈弁は、左心室と大動脈の間にあります。

選択肢3. 血液は、左心室から大動脈へと流れる。

左心室は大動脈とつながっており、全身へ血液が送り出されます。

選択肢4. 上大静脈と下大静脈は、左心房に開口する。

×

上大静脈と下大静脈は、右心房につながっています。

選択肢5. 血液は、大動脈から肺に流れる。

×

血液は、大動脈から全身に運ばれます。

肺に血液を運ぶ血管は、肺動脈です。

参考になった数37

04

正解は「血液は、左心室から大動脈へと流れる。」です。

選択肢1. 肺と右心房をつなぐのは、肺静脈である。

不適切です。肺と右心房をつなぐのは、肺静脈ではなく肺動脈です。また、直接つながっているわけではなく、右心室を経由します。

選択肢2. 左心房と左心室の間には、大動脈弁がある。

不適切です。左心房と左心室の間にあるのは、大動脈弁ではなく僧帽弁です。

選択肢3. 血液は、左心室から大動脈へと流れる。

適切な内容です。

選択肢4. 上大静脈と下大静脈は、左心房に開口する。

不適切です。上大静脈と下大静脈は、左心房ではなく右心房に開口します。

選択肢5. 血液は、大動脈から肺に流れる。

不適切です。血液は、大動脈ではなく肺動脈から肺に流れます。

参考になった数32