社会福祉士の過去問
第33回(令和2年度)
社会理論と社会システム 問15
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問題
社会福祉士試験 第33回(令和2年度) 社会理論と社会システム 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
「令和元年版少子化社会対策白書」(内閣府)に示された合計特殊出生率に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 日本の合計特殊出生率は、1975年(昭和50年)以降2.0を下回っている。
- 日本の1999年(平成11年)の合計特殊出生率は1.57で、それまでの最低値であった。
- 日本の2017年(平成29年)の合計特殊出生率は、2005年(平成17年)のそれよりも低い。
- イタリアの2017年の合計特殊出生率は、フランスのそれよりも高い。
- 韓国の2017年の合計特殊出生率は、日本のそれよりも高い。
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この過去問の解説 (4件)
01
この問題は合計特殊出生率の推移に関する問題です。
1→〇 問題文の通り、1975年以降は合計特殊出生率は2.0を下回っています。
2→✕ 日本の1999年の合計特殊出生率はそれまでの最低値でしたが、1.34だった為誤答となります。(現在の最低値は2005年の1.26となります。)
3→✕ 2017年の合計特殊出生率は1.43で、2005年の1.26よりも高い数値の為誤答となります。
4→✕ イタリアの2017年の合計特殊出生率は1.34、フランスの2017年の合計特殊出生率は1.92となっている為誤答となります。
5→✕ 韓国の2017年の合計特殊出生率は1.05、日本の2017年の合計特殊出生率は1.43となっている為誤答となります。
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02
正解は1です。
合計特殊出生率とは、15歳~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したものです。日本は1975年以降2.0を下回っています。
各選択肢については以下のとおりです。
2→日本の1999年の合計特殊出生率はそれまでの最低値でしたが、1.57ではなく1.34のため誤りです。
(なお、現在の最低値は2005年の1.26です。)
3→日本の2017年の合計特殊出生率は1.43で2005年より高いため誤りです。
4→イタリアの2017年の合計特殊出生率は1.3、フランスは1.9であったため誤りです。
5→韓国の2017年の合計特殊出生率は1.05、日本は1.43であったため誤りです。
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03
正解は1です。
1 ○
日本の合計特殊出生率は、1975(昭和50)年に、1.91になって以降、2.0を下回っています。
2 ×
日本の1999(平成11)年の合計特殊出生率は、1.34でそれまでの最小値でした。
1.57だったのは、1989年で、それまででは最小値でした。
3 ×
日本の合計特殊出生率は、2005年では1.26、2017年では1.43で、2017年は2005年よりも高くなっています。
4 ×
イタリアの2017年の合計特殊出生率は1.30、フランスは1.90なので、フランスのほうが高くなっていました。
5 ×
2017年の韓国の合計特殊出生率は1.05、日本は1.43だったので、日本よりも韓国の方が低くなっていました。
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04
1、適切な内容です。1975年に合計特殊出生率は2.0を下回り、出生数も200万人を下回りました。
2、不適切です。1999年の合計特殊出生率はそれまでの数値の最低でしたが、1.34のため誤りとなります。
3、不適切です。2005年の合計特殊出生率は1.26、2017年は1.43で増加しています。但し、2017年の出生数は100万人を割っており、2005年を下回っています。
4、不適切です。2017年のイタリアの合計特殊出生率は1.43、フランスは1.90のためフランスの方が上回っています。
5、不適切です。2017年の韓国の合計特殊出生率は1.05、日本は1.43のため日本の方が上回っています。日本の合計特殊出生率は東アジアの中では上位となっています。
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