問題
〔事例〕
Z大学3年生のDさん( 21歳、男性)は入学前に交通事故に遭い、日常的に車いすを使用している。Dさんの入学以来、Cソーシャルワーカーは面接を行い、必要な支援を提供してきた。
ある日、Dさんが卒業後の生活について相談したいと障害学生支援室を訪れた。「就職活動をする時期になり、卒業後は一人暮らしをしたいと両親に伝えました。両親は、最初は反対していましたが、最終的には賛成してくれました。でも、実際に将来のことを考え始めたら様々なことがとても不安で、就職活動が手につきそうにありません」と、Dさんは思い詰めた表情で話した。