社会福祉士の過去問
第34回(令和3年度)
保健医療サービス 問72
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問題
社会福祉士試験 第34回(令和3年度) 保健医療サービス 問72 (訂正依頼・報告はこちら)
災害拠点病院に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 24時間対応可能な救急体制は必要ないとされている。
- 災害発生時、被災地外の災害拠点病院の医療従事者は、被災地に入らず待機することになっている。
- 各都道府県に1病院ずつ、全国に47病院が設置されている。
- 重篤救急患者に対応できる高度な診療機能は求められていない。
- 災害派遣医療チーム(DMAT)を保有することになっている。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、5番です。
災害拠点病院とは、災害発生時に災害医療を行う医療機関を支援する病院のことです。
1、災害拠点病院の指定要件は、24時間緊急対応し、災害発生時に被災地の傷病まどの受入れ及び搬出を行うことが可能な体制を有することとされています。
2、消防機関を連携した医療救護班の派遣体制を図り、支援することが求められています。
3、平成24年の時点で、全国各地で610を超える病院が指定されています。
4、災害拠点病院の指定要件に、重症傷病者の受入れ搬送をヘリコプターなどを使用して行うことができるとされています。
5、問題文の通りです。
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02
1、不適切です。災害拠点病院の指定要件としては、24時間緊急対応し、災害発生時に被災地内の傷病者等の受入れ及び搬出を行う事が可能な体制を有する事が定められています。
2、不適切です。災害が発生した際に被災地へ派遣する災害派遣医療チームを保有している事が災害拠点病院の指定要件となっています。
3、不適切です。基幹災害拠点病院は、原則各都道府県に一か所、地域災害拠点病院は原則二次医療圏域に一か所設置する事と定められています。令和4年4月1日現在で765病院が全国に設置されています。
4、不適切です。被災地から重症病者の搬送先として、傷病者の受入を行う事が要件として定められています。
5、適切な内容です。
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03
正解は 5 です。
各選択肢については以下の通りです。
1.災害拠点病院には、24時間対応可能な救急体制をもつように定められています。
2.災害発生時には、被災地以外の災害拠点病院の医療従事者も被災地に入ることになっています。
3.災害拠点病院は、原則として各都道府県に1病院設置することになっています。
災害拠点病院としては令和4年4月1日現在までに765病院(基幹災害拠点病院64病院、地域災害拠点病院701病院)が指定されています。
4.災害拠点病院には、重篤救急患者に対応できる高度な診療機能が求められています。
5.記載の通りです。
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