社会福祉士の過去問 第35回(令和4年度) 社会理論と社会システム 問3
この過去問の解説 (3件)
近年の家族形態は、核家族化しており、過去のように三世代同居や近隣との付き合いは減少している状態です。女性の社会進出も徐々に進んでおり、共働き世帯も増えています。
✕ 2020年の全婚姻件数における再婚件数の割合は、26.4%となっています。
〇 選択肢の通りです。18~29歳では76.1%となっており、30~39歳では74.2%となっています。
✕ 「配偶者はいないが恋人はいる」と回答した割合は、20代の男性で19.1%、20代の女性で27.3%となっています。
✕ 妻が25~34歳の「夫婦と子供から成る世帯」のうち、妻が専業主婦である世帯の割合は33.8%となっています。
✕ 子どもがいる現役世帯のうち、「大人が一人」の世帯の世帯員における相対的貧困率は48.1%となっています。
男女共同参画白書の中で、婚姻、育児の負担割合、専業主婦世帯の割合、貧困率についての基本的な問題です。概ねの割合を記憶しておきましょう。
再婚件数は約25%です。
70%を超えています。
20代の男性は約70%、女性は約50%が「配偶者、恋人はいない」と回答しています。
(参考:男女共同参画白書 令和4年版 第2節 結婚と家族を取り巻く状況 (配偶者の状況))
妻が専業主婦である世帯は約30%です。
大人が一人の世帯員における相対貧困率は約50%です。
正解は「家事、育児における配偶者間の負担割合について、「配偶者と半分ずつ分担したい」(外部サービスを利用しながら分担するを含む)と希望する18~39歳の男性の割合は、70%を超えている。」です。
「男女共同参画白書」は毎年報告されるので、最新の情報を確認しておきましょう。
❌ 2020年(令和2年)において再婚件数は26.4%です。
⭕️ 18~29歳では76.1%、30~39歳では74.2%と高い割合です。
❌ 男性19.1%、女性27.3%となっています。
❌ 妻が25~34歳の妻が専業主婦である世帯は、33.8%です。
❌ 2018年(平成30年)における問題の相対的貧困率は48.1%です。
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