社会福祉士の過去問 第35回(令和4年度) 相談援助の理論と方法 問10
この過去問の解説 (3件)
この問題では、相談援助においてより具体的な面接場面での対応について問われています。
受理面接ではまだ信頼関係は形成されていないことが多く、クライエントは不安抱えている場面が多いです。
生活場面面接ではより具体的な問題点を発見しやすいとされますが、必ずしも問題となった生活場面を再現することが望ましいとは言えません。
電話相談では相手の様子や表情が汲み取りづらいため、まずは相手の話を聴くことが重要です。
面接室での面接は、時間や空間をしっかりと設定した上で実施されることが望ましいです。
その通りです。
面接の目的、態様はさまざまですが、それがどの場面で行われるかが重要となります。また、面接にあたる基本的な姿勢(傾聴、受容、共感、感情の明確化、支持、自己決定の尊重など)についても理解しておきましょう。
適切ではありません。受理面接ではクライエントと支援者がまだ信頼関係を形成できていない段階にあたります。
適切ではありません。生活場面面接とは、クライエントの居宅、施設の居室、病院のベッドサイドなどで行われる面接を指します。いままさにそこある生活場面で行われるものであり、再現するわけではありません。
適切ではありません。電話相談では、相手の表情やしぐさなどノンバーバルな情報が読みとりにくいため、積極的な助言や指導を中心とはせず、まず傾聴を心がけることが大切だと考えます。
適切ではありません。時間や空間を設定はクライエント側の事情も考慮されるべきです。
適切です。記述の通りです。居宅における面接は、クライエントの生活環境に関する情報を多く得やすいです。
相談援助における面接場面には、さまざまなものがありすべて一様ではありません。それぞれの場面に相応しい設定や方法がありますので、整理しておきましょう。
受理面接の場面では、信頼関係は形成されていません。そのため、信頼関係の構築を出来るようにすることが必要です。
生活場面面接は、生活している場に出かけていく面接です。面接室では分からないことが分かります。
電話での相談では、傾聴が中心になります。
面接室での面接では、話しやすいような時間や空間を設定する必要があります。
居宅での面接では、クライエントの生活環境の把握が可能です。
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