社会福祉士の過去問 第35回(令和4年度) 高齢者に対する支援と介護保険制度 問3
この過去問の解説 (3件)
最小限の力で介護ができる介護技術であるボディメカニクスについて問われた問題です。
その通りです。
利用者の身体を小さくまとめることで運びやすくなります。
重心を近づけることで安定感が増し、力も伝わりやすくなります。
水平移動は、垂直方向に移動するよりも小さな力で移動すsることが可能です。
足はそろえず開くことで安定感が増します。そして重心が低いと骨盤が安定し、腰の負担を軽減することができます。
ボディメカニクスの基本原理に関する設問です。ボディメカニクスとは、人体の動作をできるだけ力学的に効率よく利用して、少ない力で介護ができる介護技術をいいます。
適切です。記述の通りです。「テコの原理を活用する」ことは、ボディメカニクスの原則のひとつです。
適切ではありません。「被介護者の体を小さくまとめる」ことは、ボディメカニクスの原則のひとつです。
適切ではありません。「被介護者と自分の重心を近づける」ことは、ボディメカニクスの原則のひとつです。
適切ではありません。「重心の移動をスムーズにする」ことは、ボディメカニクスの原則のひとつです。垂直移動よりも水平移動をより意識します。
適切ではありません。「支持基底面積を広くとる」ことは、ボディメカニクスの原則のひとつです。足はそろえるのではなく、肩幅適度には開き、前後にも開きます。
ボディメカニクスの原則には、「重心を低くする」「足先を動作の方向へ向け手前に引く」「身体全体を使い大きな筋肉を使う」というものがあります。
身体介護にかかるボディメカニクスの基本原理について、実際に身体を使ってイメージできるようにして整理しておきましょう。
ボディメカニクスは、自分の肘を支点にして、てこの原理を使うものです。
ボディメカニクスの基本的な動作は、利用者の体を小さくまとめることです。
移乗介助の際には、できるだけ自分の重心を利用者に近づけるようにします。
体位変換や枕方向への移動を行う際には体を小さくまとめ、向こう側に倒していきます。
移乗介助を行う際には、直立姿勢だと安定しないので、腰を落として介助します。
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