社会福祉士の過去問
第35回(令和4年度)
高齢者に対する支援と介護保険制度 問5
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問題
社会福祉士試験 第35回(令和4年度) 高齢者に対する支援と介護保険制度 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者に配慮した浴室の環境整備に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
- 開閉時に身体移動が少ないことから、脱衣所は開き戸にした方がよい。
- 立位でまたぐ場合、浴槽の縁(エプロン)の高さは65cm程度がよい。
- 浴室は温度が高くなるので、脱衣所は温度を低くしておくとよい。
- 洗面台の水栓はレバー式が握り動作がいらず操作しやすい。
- 浴室内に立ち上がりや姿勢保持のために水平及び垂直の手すりを複数設置する。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題では住環境整備の重要項目の一つである浴室の環境整備について問われています。
開き戸はドアを開いたときにバランスを崩して転倒することも考えられます。引き戸は出入り口が広くなり転倒のリスクを下げることができるので高齢者がいる世帯には引き戸が望ましいとされます。
40cm程が望ましいとされています。
浴室と脱衣所の温度差が大きいとヒートショック現象を起こす恐れがあるため、どちらも暖かくしておくことが望ましいとされています。
その通りです。
その通りです。
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02
高齢者の入浴には、転倒、溺水、冬場のヒートショックなどのリスクがあります。高齢者に配慮した浴室の環境整備についてポイントを整理しておきましょう。
適切ではありません。開閉時に身体移動が少ないのは、引き戸です。
適切ではありません。浴槽の縁(エプロン)の高さは40cm程度がよいとされています。
適切ではありません。浴室と脱衣所の温度差は少ない方がよいとされています。入浴前に脱衣所を温めておくなど、ヒートショック対策が必要です。
適切です。記述の通りです。ハンドル式の水栓は、力が弱くなりつつある高齢者には不向きです。
適切です。記述の通りです。
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03
高齢者が居住する住宅について、高齢者に配慮した浴室の設備、機器などの整備基準について整理しておきましょう。
開き戸は、前後の動作が多くなります。
立位でまたぐときは、浴槽の縁(エプロン)の高さは40㎝ぐらいが理想といわれています。
寒暖差があるとヒートショックの恐れがあるので、脱衣室は暖かくすることが大切です。
水栓はレバー式のほうが操作しやすいので適切です。
立ち上がり時には垂直手すりを使い、姿勢保持には水平手すりを使います。
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