社会福祉士 過去問
第36回(令和5年度)
問5 (人体の構造と機能及び疾病 問5)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 問5(人体の構造と機能及び疾病 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

自閉スペクトラム症(ASD)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 成人になってから発症する。
  • こだわりは強くない。
  • 幻覚がみられる。
  • 常同的な行動は認められない。
  • 相手の気持ちを理解することが苦手である。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

自閉スペクトラム症(ASD)の主な特徴について整理しておきましょう。

選択肢1. 成人になってから発症する。

自閉スペクトラム症は通常3歳までに症状が現れます。

選択肢2. こだわりは強くない。

こだわりは、自閉スペクトラム症の特徴の一つです。

選択肢3. 幻覚がみられる。

幻覚は統合失調症に特徴的です。

選択肢4. 常同的な行動は認められない。

常同的・反復的行動は、自閉スペクトラム症にみられる特徴です。

選択肢5. 相手の気持ちを理解することが苦手である。

自閉スペクトラム症では、他者の感情を理解することが苦手です。

参考になった数112

02

自閉スペクトラム症の特徴を問われる基礎的な問題です。

もしド忘れしても焦らず、自閉という単語(自分を閉じる)から想像して解いていきましょう。

選択肢1. 成人になってから発症する。

×

幼少時から認められ、3歳くらいまでに現れます。

選択肢2. こだわりは強くない。

×

特定の物事やルールに強いこだわりを示します

選択肢3. 幻覚がみられる。

×

幻覚症状はありません。

選択肢4. 常同的な行動は認められない。

×

物をひたすら並べ続けるなど、常同的な行動(外から見ると意図がわからない、繰り返しおこなわれる行動のこと)はあります

選択肢5. 相手の気持ちを理解することが苦手である。

他人との社会的関係を築くことは困難です。

参考になった数1