社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
心理学理論と心理的支援 問1

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 心理学理論と心理的支援 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

知覚に関する次の記述のうち、大きさの恒常性の事例として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 形と大きさが同じ図形は、空間内でまとまっているように知覚される。
  • 電光掲示板で表示されている絵や文字が動いて、大きさが変化して見える。
  • 同じ人物が遠くにいる場合と近くにいる場合とでは、距離の違いほどに人の大きさが違って見えない。
  • 線遠近法を使った絵画では、奥行きを感じることで書かれている物の大きさの違いが知覚される。
  • 月を見ると、建物の上など低い位置にあるときは、天空高くにあるときよりも大きく見える。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

大きさの恒常性の具体例について整理しておきましょう。

選択肢1. 形と大きさが同じ図形は、空間内でまとまっているように知覚される。

図形が空間内でまとまって見えるのは、「類同の法則」です。

選択肢2. 電光掲示板で表示されている絵や文字が動いて、大きさが変化して見える。

電光掲示板の絵や文字が動いて見えるのは「仮現運動」です。

選択肢3. 同じ人物が遠くにいる場合と近くにいる場合とでは、距離の違いほどに人の大きさが違って見えない。

同じ人物が遠くにいる場合でも、実際の大きさが変わらないのは「大きさの恒常性」です。

選択肢4. 線遠近法を使った絵画では、奥行きを感じることで書かれている物の大きさの違いが知覚される。

線遠近法による奥行き知覚は「奥行き知覚」と呼ばれます。

選択肢5. 月を見ると、建物の上など低い位置にあるときは、天空高くにあるときよりも大きく見える。

低い位置にある月が大きく見えるのは「錯視」です。

参考になった数42