社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
心理学理論と心理的支援 問7

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 心理学理論と心理的支援 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

クライエント中心療法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • クライエントの話を非指示的に傾聴していく。
  • 解決に焦点をあわせ、クライエントの強みを発展させる。
  • クライエントの家族関係を変容しようとする。
  • クライエントの意識を無意識化していく。
  • クライエントの認知や行動に焦点を当てていく。

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この過去問の解説 (1件)

01

心理療法は、問題を抱える患者の認知や行動、感情などに変化を起こさせて症状や行動の軽減を目指すものです。代表的なモデルについて整理しておきましょう。

選択肢1. クライエントの話を非指示的に傾聴していく。

クライエント中心療法では、カウンセラーが非指示的にクライエントの話を傾聴し、共感的理解と無条件の肯定的関心を持つことが求められます。

選択肢2. 解決に焦点をあわせ、クライエントの強みを発展させる。

クライエントの強みを発展させることに焦点を当てるのは、「問題解決療法」です。

選択肢3. クライエントの家族関係を変容しようとする。

家族関係を変容させようとするのは、「家族療法」です。

選択肢4. クライエントの意識を無意識化していく。

クライエントの無意識を意識化するのは、「精神分析療法」です。

選択肢5. クライエントの認知や行動に焦点を当てていく。

認知や行動に焦点を当てるのは、「認知行動療法」です。

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