社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
社会保障 問7

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 社会保障 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

老齢基礎年金に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 老齢基礎年金は、受給者の選択により55歳から繰り上げ受給をすることができる。
  • 老齢基礎年金は、保険料納付済期間が25年以上なければ、受給することができない。
  • 老齢基礎年金と老齢厚生年金は、どちらか一方しか受給することができない。
  • 老齢基礎年金は、支給開始時に決められた額が死亡時まで変わらずに支給される。
  • 老齢基礎年金の年金額の算定には、保険料免除を受けた期間の月数が反映される。

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この過去問の解説 (1件)

01

老齢基礎年金は、保険料を納めた期間が10年以上ある場合に受けることができる年金です。

 

選択肢1. 老齢基礎年金は、受給者の選択により55歳から繰り上げ受給をすることができる。

老齢基礎年金の支給開始年齢は65歳ですが、繰り上げや繰り下げが可能で、60~75歳の間で選択できます。

選択肢2. 老齢基礎年金は、保険料納付済期間が25年以上なければ、受給することができない。

老齢基礎年金の受給資格は、保険料納付済み期間と保険料免除期間の合計が10年以上であることです。

以前は25年でしたが、現在では10年です。

選択肢3. 老齢基礎年金と老齢厚生年金は、どちらか一方しか受給することができない。

老齢基礎年金と老齢厚生年金は併給が可能です。

選択肢4. 老齢基礎年金は、支給開始時に決められた額が死亡時まで変わらずに支給される。

老齢基礎年金の支給額はマクロ経済スライドが導入されており、物価の変動に応じて調整されます。

選択肢5. 老齢基礎年金の年金額の算定には、保険料免除を受けた期間の月数が反映される。

老齢基礎年金の算定には、保険料免除期間の月数が反映されます。全額免除の場合、国庫負担分(現在は2分の1)が年金額の算定に反映されます。

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