社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
低所得者に対する支援と生活保護制度 問3

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 低所得者に対する支援と生活保護制度 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

生活保護の種類と内容に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 生活扶助の第1類の経費は、世帯共通の費用とされている。
  • 住宅扶助には、住宅の補修その他住宅の維持のために必要な経費が含まれる。
  • 介護扶助には、介護保険の保険料が含まれる。
  • 医療扶助によって、入院中の被保護者に対して入院患者日用品費が支給される。
  • 出産扶助は、原則として現物給付によって行われる。

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この過去問の解説 (1件)

01

生活保護の8種類の内容について整理しておきましょう。

 

選択肢1. 生活扶助の第1類の経費は、世帯共通の費用とされている。

生活扶助の第1類は、個人が消費する費用に対するものです。世帯全体で消費される費用は第2類に該当し、光熱水費などが含まれ、世帯の人数に応じて定められています。

選択肢2. 住宅扶助には、住宅の補修その他住宅の維持のために必要な経費が含まれる。

住宅の維持や補修にかかる費用は住宅扶助でカバーされます。

選択肢3. 介護扶助には、介護保険の保険料が含まれる。

介護保険料が含まれるのは生活扶助であり、介護扶助は介護サービス利用時の自己負担分を支給するものです。

選択肢4. 医療扶助によって、入院中の被保護者に対して入院患者日用品費が支給される。

入院患者日用品費は、入院時に支給される一般生活費であり、生活扶助が対応します。介護施設入所者基本生活費も同様に生活扶助で対応されます。

選択肢5. 出産扶助は、原則として現物給付によって行われる。

医療扶助と介護扶助は基本的に現物給付で行われますが、それ以外は金銭給付が原則です。

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