社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
相談援助の理論と方法 問16
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問題
社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 相談援助の理論と方法 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
事例分析の対象を手段的事例と固有事例に分けたとき、手段的事例の例として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ソーシャルワーカーが担当しているクライエントの支援において、今後の方向性を考えるために、クライエントと共に事例分析をした。
- 新人のソーシャルワーカーが担当しているクライエントの支援過程について、指導的立場のソーシャルワーカーと一緒に、事例分析をした。
- ソーシャルワーカーが担当している事例で、支援結果が良好なものがあったので、その要因を明らかにするため、事例分析をした。
- ソーシャルワーカーが担当している事例で、複雑な問題を抱え支援が困難なクライエントがおり、事例分析をした。
- ソーシャルワーカーが担当している地区で、高齢者から振り込め詐欺に関する相談が頻繁にあるため、研修を目的とした事例分析をした。
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この過去問の解説 (1件)
01
事例分析における手段的事例と固有事例について、具体例に基づいて整理しておきましょう。
固有事例は個別の事例そのもので、一般化した問題解決のための事例は手段的事例に該当します。
新人ソーシャルワーカーが担当するクライエントの支援過程の分析は固有事例です。
ソーシャルワーカーが担当する個別の事例分析は固有事例です。
個別の事例を分析するのは固有事例です。
振り込め詐欺の相談事例を研修の目的で分析する場合、一般化された問題の分析となり、手段的事例と見なされます。
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