社会福祉士 過去問
第36回(令和5年度)
問115 (相談援助の理論と方法 問18)
問題文
事例を読んで、Aスクールソーシャルワーカー(社会福祉士)の解決志向アプローチに基づく問いかけとして、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Bさん(高校1年生)は、父親、弟(小学4年生)、妹(小学1年生)の4人家族である。父親は長距離トラックの運転手で、Bさんは長女として家事と弟妹の世話を引き受けている。ある日、Aスクールソーシャルワーカーに、「家族のためにやれることをやるのは当然だし、喜んでもらえるのもうれしい。でも毎日勉強とバイトと家事で精一杯。これ以上はもう無理かも…」とつぶやいた。AはこれまでのBさんの頑張りをねぎらいながら、以下の問いかけをした。
〔事例〕
Bさん(高校1年生)は、父親、弟(小学4年生)、妹(小学1年生)の4人家族である。父親は長距離トラックの運転手で、Bさんは長女として家事と弟妹の世話を引き受けている。ある日、Aスクールソーシャルワーカーに、「家族のためにやれることをやるのは当然だし、喜んでもらえるのもうれしい。でも毎日勉強とバイトと家事で精一杯。これ以上はもう無理かも…」とつぶやいた。AはこれまでのBさんの頑張りをねぎらいながら、以下の問いかけをした。
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問題
社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 問115(相談援助の理論と方法 問18) (訂正依頼・報告はこちら)
事例を読んで、Aスクールソーシャルワーカー(社会福祉士)の解決志向アプローチに基づく問いかけとして、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Bさん(高校1年生)は、父親、弟(小学4年生)、妹(小学1年生)の4人家族である。父親は長距離トラックの運転手で、Bさんは長女として家事と弟妹の世話を引き受けている。ある日、Aスクールソーシャルワーカーに、「家族のためにやれることをやるのは当然だし、喜んでもらえるのもうれしい。でも毎日勉強とバイトと家事で精一杯。これ以上はもう無理かも…」とつぶやいた。AはこれまでのBさんの頑張りをねぎらいながら、以下の問いかけをした。
〔事例〕
Bさん(高校1年生)は、父親、弟(小学4年生)、妹(小学1年生)の4人家族である。父親は長距離トラックの運転手で、Bさんは長女として家事と弟妹の世話を引き受けている。ある日、Aスクールソーシャルワーカーに、「家族のためにやれることをやるのは当然だし、喜んでもらえるのもうれしい。でも毎日勉強とバイトと家事で精一杯。これ以上はもう無理かも…」とつぶやいた。AはこれまでのBさんの頑張りをねぎらいながら、以下の問いかけをした。
- 「もし奇跡が起こって何もかもうまくいくとしたら、どうなると思いますか?」
- 「最悪な状況を0、何もかも解決したのが10なら、今は何点になりますか?」
- 「Bさんが『もう無理かも』と思ったのは、どのようなときですか?」
- 「Bさんが想像する、最悪の事態はどのようなものでしょうか?」
- 「今、Bさんが抱える状況の根本の原因は何だと思いますか?」
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この過去問の解説 (3件)
01
社会福祉士が行う解決志向アプローチについて、具体例を通じて整理しておきましょう。
「もし奇跡が起こって何もかもうまくいくとしたら、どうなると思いますか?」は、解決志向アプローチで使われるミラクルクエスチョンです。
「最悪の状況を0、何もかも解決したのが10なら、今は何点になりますか?」はスケーリングクエスチョンで、解決志向アプローチに基づいた質問です。
解決志向アプローチは、例外探しをします。「Bさんが『もう無理かも』と思ったのは、どのようなときですか?」は、そのような質問になっていません。
解決志向アプローチでは、最悪の事態ではなく、問題解決した未来を想像させます。
解決志向アプローチでは、原因探しよりも現在および未来の解決策に注力します。
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02
解決志向アプローチとは、問題そのものに焦点を当てて消失させる事を目的にするのではなく、その問題に対面しているクライエントが持つ力や、クライエントを取り巻く社会資源を活用する事で問題解決を目指します。問題点そのものに着目するのではなく、クライエントに問題が解決した後の未来に視点を向けてもらう事も特徴の一つです。
〇 選択肢の内容は、解決志向アプローチに含まれる「ミラクルクエスチョン」という技法です。
〇 選択肢の内容は、解決志向アプローチに含まれる「スケーリングクエスチョン」という技法です。
✕ 解決志向アプローチにおいては過去の出来事ではなく、問題解決後の未来に視点を向けてもらえるよう支援します。選択肢の内容は過去の思いに視点を向けさせており、解決志向アプローチに基づいた支援とは言えません。
✕ 解決志向アプローチにおいては問題解決後の未来に視点を向け、クライエントに希望を持ってもらえるよう支援する事となります。選択肢の内容は最悪の事態を想起させており、希望を持ってもらえるような支援とは言えません。
✕ 解決志向アプローチにおいては、問題そのものに焦点を当ててその問題の消失を目指すものではありません。Bさんが抱える状況の根本原因を尋ねる事は、解決志向アプローチに沿った支援方法とは言えません。
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03
AスクールソーシャルワーカーがBさんに対して行う解決志向アプローチに基づく問いかけの問題です。
〇
この質問はミラクル・クエスチョンで、解決志向アプローチの代表的な技法です。Bさんが理想的な状況を描くことで、彼女の希望や目標を明確にし、前向きな思考を促す効果があります。
〇
この質問はスケーリング・クエスチョンで、現在の状況を数値化することで、感情や状況を客観的に把握する手助けをします。この方法により、Bさんは自分の感情を整理し、改善の余地を見つけることができるため、解決志向アプローチに適しています。
×
この質問は感情の背景を探るもので、問題の原因を掘り下げることに焦点を当てており、解決志向アプローチの目的には合致しません。
×
この質問は不安や恐れを引き出すものであり、解決志向アプローチの目的には適していません。
×
この質問は根本原因を追究し、クライエントの焦点を問題に戻してしまう可能性があるため解決志向アプローチの目的には適していません。
解決志向アプローチは、クライエントが抱える問題の解決に向けて、ポジティブな視点からアプローチする方法です。クライエントの強みやリソースに焦点を当て、未来の希望を描くことが重要です。
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