社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
高齢者に対する支援と介護保険制度 問4

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 高齢者に対する支援と介護保険制度 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

移動の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 片麻痺がある人が杖(つえ)歩行を行う場合、杖は麻痺側に持つ。
  • 左片麻痺者が階段を上る時は、杖(つえ)の次に左足を上げる。
  • 視覚障害者の歩行介助を行う場合、介助者は視覚障害者の後方を歩く。
  • 片麻痺がある人のベッドから車いすへの移乗では、車いすを要介護者の健側に置く。
  • 車いすで大きな段差を下るときは、前向きで降りる。

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この過去問の解説 (1件)

01

麻痺や障害のある方の移動の介護方法について整理しておきましょう。

選択肢1. 片麻痺がある人が杖(つえ)歩行を行う場合、杖は麻痺側に持つ。

杖は麻痺のない方の手で持ちます。

選択肢2. 左片麻痺者が階段を上る時は、杖(つえ)の次に左足を上げる。

片麻痺がある人が階段を上る場合は、杖→健足→患足の順です。左片麻痺の場合は、杖→右足→左足の順です。

選択肢3. 視覚障害者の歩行介助を行う場合、介助者は視覚障害者の後方を歩く。

視覚障害者の歩行介助では、介助者が障害者の半歩前を歩きます。

選択肢4. 片麻痺がある人のベッドから車いすへの移乗では、車いすを要介護者の健側に置く。

片麻痺がある人のベッドから車いすへの移乗は健側に車いすを配置します。

選択肢5. 車いすで大きな段差を下るときは、前向きで降りる。

車いすでの段差越えは「上る時は前向き」、下りる時は「後ろ向き」が安全です。

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