社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
高齢者に対する支援と介護保険制度 問8

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問題

社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 高齢者に対する支援と介護保険制度 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

介護福祉士に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 介護福祉士の法律上の定義には、介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とすることが含まれている。
  • 介護福祉士が介護保険制度における訪問介護員として従事する際には、その資格とは別に、政令で定める研修を修了していることがその要件となる。
  • 介護福祉士は、医師の指示のもと、所定の条件下であれば、医療的ケアの一つとして脱水症状に対する点滴を実施することができる。
  • 介護福祉士は業務独占資格の一つであり、法令で定める専門的な介護業務については、他の者が行うことは禁じられている。
  • 認定介護福祉士を認定する仕組みは、2005年(平成17年)に制定された介護保険法等の一部を改正する法律において法定化され、その翌年から施行された。

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この過去問の解説 (1件)

01

介護福祉士の法的位置づけについて整理しておきましょう。

選択肢1. 介護福祉士の法律上の定義には、介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とすることが含まれている。

介護福祉士の資格に関する、介護に関する指導も含まれます。

選択肢2. 介護福祉士が介護保険制度における訪問介護員として従事する際には、その資格とは別に、政令で定める研修を修了していることがその要件となる。

介護福祉士以外の者は研修が必要ですが、介護福祉士には不要です。

選択肢3. 介護福祉士は、医師の指示のもと、所定の条件下であれば、医療的ケアの一つとして脱水症状に対する点滴を実施することができる。

痰の吸引や経管栄養などはできますが、点滴は含まれません。

選択肢4. 介護福祉士は業務独占資格の一つであり、法令で定める専門的な介護業務については、他の者が行うことは禁じられている。

介護福祉士資格は名称独占資格です。

選択肢5. 認定介護福祉士を認定する仕組みは、2005年(平成17年)に制定された介護保険法等の一部を改正する法律において法定化され、その翌年から施行された。

認定介護福祉士には法的根拠がありません。

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