社会福祉士の過去問
第36回(令和5年度)
高齢者に対する支援と介護保険制度 問9
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問題
社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 高齢者に対する支援と介護保険制度 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
事例を読んで、地域包括支援センターのM職員(社会福祉士)が訪問・相談を行った時点での対応として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Q市に住むAさん(85歳、女性、要介護3)は長男(56歳)と二人暮らしである。Aさんは5年前から物忘れが進み、排せつには介助を要し、日常的に長男が介護をしている。また、短期入所生活介護を2か月に1回利用している。今朝、長男から「気分が落ち込んでしまいここ3日ほどは眠れない」「当分は母の介護ができそうにない」と沈んだ声で地域包括支援センターに電話相談があった。これまでにもこのような相談が度々あり、それを受け、M職員がすぐに訪問・相談を行った。
〔事例〕
Q市に住むAさん(85歳、女性、要介護3)は長男(56歳)と二人暮らしである。Aさんは5年前から物忘れが進み、排せつには介助を要し、日常的に長男が介護をしている。また、短期入所生活介護を2か月に1回利用している。今朝、長男から「気分が落ち込んでしまいここ3日ほどは眠れない」「当分は母の介護ができそうにない」と沈んだ声で地域包括支援センターに電話相談があった。これまでにもこのような相談が度々あり、それを受け、M職員がすぐに訪問・相談を行った。
- Aさんの要介護状態の改善を図る必要があるため、介護予防ケアマネジメントの実施を検討する。
- 総合相談支援業務として、長男の状態について同センターの保健師と相談し、気分の落ち込みや睡眠の問題に対応できる専門機関を探す。
- 権利擁護業務として、Aさんへの虐待リスクがあることについて、市に通報する。
- 包括的・継続的ケアマネジメント支援業務として、Aさんを担当する居宅介護支援事業所の介護支援専門員とともに、早急に今後の対応を検討する。
- Aさんと長男が住む地域の課題を検討するため、地域ケア会議で報告する。
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この過去問の解説 (1件)
01
社会福祉士が訪問・相談を行う上での対応や他機関との連携などについて、事例に沿って整理しておきましょう。
改善することは必要ですが、現時点では適切とは言えません。
専門機関を探すことは支援として適切です。
虐待リスクの情報はありません。
居宅介護支援専門員と対応を検討するのは適切です。
現時点で地域の課題を検討する必要はありません。
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