社会福祉士 過去問
第37回（令和6年度）
問51 (地域福祉と包括的支援体制 問9)

重層的支援体制整備事業の求められる内容に就労支援はありますが、一般就労を支援目標としたものではありません。就労体験プログラムや本人の意欲や能力を活用し、社会活動に参加できるようにすることを支援目標とします。

誰一人取り残さない支援を行うためにも、共同で支援を行う必要があります。各分野の相談支援機関が関わることで、複合的な課題を解決する支援体制をつくることができます。

設問の通り。重層的支援体制整備事業では、本人や家族の支援ニーズを踏まえて、社会参加に向けた取り組みを検討するための会議を実施します。

設問の通り。フォーマルなサービスだけではなく、地域のインフォーマルサービスにも働きかけ、サービスを創出することも重要となります。

重層的支援体制整備事業では、各機関ごとに支援を行うのではなく、属性を問わない相談支援を行うことが必須となっています。