社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問77 (ソーシャルワークの理論と方法 問8)
問題文
〔事例〕
Aは、複数の利用者家族から子どもの自立と今後についての心配があるという声を聞くことが多くなった。このことから、家族同士が不安を話し合い、将来の子どもの生活について考えるグループワークを行うことにした。Aは、その一環として開催前に参加を決定した利用者家族と個別面談を行った。面談の際、利用者Bさんの母親は「皆さんになじめるか不安です」と話した。AはBさんの母親がグループに期待していることや不安に感じていることを聴いた。
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問題
社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問77(ソーシャルワークの理論と方法 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
〔事例〕
Aは、複数の利用者家族から子どもの自立と今後についての心配があるという声を聞くことが多くなった。このことから、家族同士が不安を話し合い、将来の子どもの生活について考えるグループワークを行うことにした。Aは、その一環として開催前に参加を決定した利用者家族と個別面談を行った。面談の際、利用者Bさんの母親は「皆さんになじめるか不安です」と話した。AはBさんの母親がグループに期待していることや不安に感じていることを聴いた。
- スクリーニング
- 波長合わせ
- アイスブレイク
- 集団規範の形成
- リーダーシップ
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では、グループワークのプロセスが問われています。プロセスをおさえておくことで、同様の問題があっても解くことができます。
不適切。
スクリーニングとは、初期の段階に行っているものです。困っていること、家族状況、日常生活の自立度、障害がどこにあるのか等を確認することです。
設問の通り。
波長合わせとは、援助者が活動前にグループの各メンバーの性格や生活環境などを理解し、グループ活動を行う上で予測される問題や課題などを把握して対応方法について考えることです。
不適切。
面談の際に行うことは不適切です。アイスブレイクとは、グループワークを行う前に緊張をほぐしたり、クライエントの心を開くために行うものです。
不適切。
グループワーク前段階に行われるものではありません。集団規範の形成とは、グループワーク通してワーカーとメンバーが課題解決に向かう中でなされるものとなります。
不適切。
リーダーシップはグループワークが開催される中で行われるものとなります。
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02
面談を行う際の手法について整理しておきましょう。
スクリーニングとは、今後、ケースを担当するかを聴き取りを行って判断することです。
波長合わせは、準備期に情報を集めることです。
アイスブレイクは、グループワークを始める際に初対面の参加者の緊張をほぐすために行うものです。
集団規範の形成は、作業期に行います。
リーダーシップは、メンバーの規範となって、他者に対して良い影響を与えたりすることです。
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