社会福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問81 (社会福祉調査の基礎 問3)
問題文
A市こども家庭センターでは、担当圏域の地域住民を対象に、児童虐待の発生予防に向けた活動への協力意向について多肢選択法による質問紙調査を実施することにした。
その際、用いる質問文として、最も適切なものを1つ選びなさい。
その際、用いる質問文として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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問題
社会福祉士試験 第37回(令和6年度) 問81(社会福祉調査の基礎 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
A市こども家庭センターでは、担当圏域の地域住民を対象に、児童虐待の発生予防に向けた活動への協力意向について多肢選択法による質問紙調査を実施することにした。
その際、用いる質問文として、最も適切なものを1つ選びなさい。
その際、用いる質問文として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 「あなたは、児童虐待を防止するための活動や、児童虐待があった家庭を支援するための活動に協力したいと思いますか。あてはまるもの1つを選択してください」
- 「児童虐待を予防するためには地域で協力することが必要不可欠ですが、あなたは、地域での見守り活動に協力したいと思いますか。あてはまるもの1つを選択してください」
- 「あなたは、ネグレクトされている児童の早期発見に向けて、地域でのアセスメント活動に協力したいと思いますか。あてはまるもの1つを選択してください」
- 「あなたは、児童虐待の予防に向けた小学校での取組に協力したいと思いますか。あてはまるもの1つを選択してください」
- 「あなたは、虐待を受けた児童の心理面を支える活動に、地域のニートが協力することについて、どのようにお考えですか。あてはまるもの1つを選択してください」
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題で問われている多肢選択方法とは、複数の選択肢の提示を行い、あてはまる選択肢を選択してもらう方法となります。
不適切。
質問項目にふたつの質問が入っていることが不適切です。ひとつは当てはまるが、もうひとつ当てはまらないときにどう回答して良いか分からなくなります。
不適切。
「地域で協力することは必要不可欠ですが」という言葉が答えを誘導するようになっており、調査票としては不適切です。
不適切。
専門用語を使用すると、調査を受ける側は何を聞かれているのかが分かりません。調査票を作成する場合には、分かりやすい言葉を使用する必要があります。
設問の通り。
不適切。
「ニート」という固定概念を思い起こさせる言葉を使っていることが不適切です。調査結果に偏りが生じ、正しい結果を得ることが難しくなります。
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