社労士の過去問 第45回（平成25年度） 社労士 | 社会保険労務士試験 択一式 問59

正解は4（ ウとカ ）です。

ア．×　「5日以内」ではなく、「速やかに」が正しい設問です。（則21条2）

イ．×　「5日以内」ではなく、「10日以内」が正しい設問です。（則2条1）

ウ．〇　5日以内に届け出なければならないので正しい設問です。（則19条5）

エ．×　「5日以内」ではなく、「速やかに」が正しい設問です。（則19条1）

オ．×　「5日以内」ではなく、「10日以内」が正しい設問です。（則37条1）

カ．〇　5日以内に届け出なければならないので正しい設問です。（則24条1）

正解は4（ ウとカ ）

ア．×　則21条の2　正しくは「速やかに」

　（被保険者の住所変更の届出）
　第二十一条の二 　事業主（船舶所有者を除く。）は、第六条の二の規定による申出（被保険者の住所変更の届出）を受けたときは、速やかに、次の各号に掲げる事項を記載した届書又は記録した光ディスクを機構に提出しなければならない。

イ．×　則2条の1　正しくは「10日以内」

　（二以上の事業所勤務の届出）
　第二条 　被保険者又は七十歳以上の使用される者は、同時に二以上の事業所に使用されるに至つたとき（前条第一項に規定する場合を除く。）は、十日以内に、左の各号に掲げる事項を記載した届書を、機構に提出しなければならない。

ウ．〇　則19条の5　5日以内です。

　（賞与額の届出）
　第十九条の五 　被保険者（船員被保険者を除く。）の賞与額に関する法第二十七条 の規定による届出は、賞与を支払つた日から五日以内に、厚生年金保険被保険者賞与支払届（様式第九号の二）又は当該届書に記載すべき事項を記録した光ディスクを機構に提出することによつて行うものとする。

エ．×　則19条1　正しくは「速やかに」

　（報酬月額変更の届出）
　第十九条 　法第二十三条第一項 に該当する被保険者の報酬月額に関する法第二十七条 の規定による届出は、速やかに、厚生年金保険被保険者報酬月額変更届（様式第九号）又は当該届書に記載すべき事項を記録した光ディスクを機構に提出することによつて行うものとする。

オ．×　則37条1　正しくは「10日以内」

　（氏名変更の届出）
　第三十七条 　老齢厚生年金の受給権者は、その氏名を変更したときは、十日以内に、次の各号に掲げる事項を記載した届書を、機構に提出しなければならない。

カ．〇　則24条1　5日以内です。

　（事業主の変更の届出）
　第二十四条 　事業主に変更があつたときは、変更後の事業主は、五日以内に、次の各号に掲げる事項を記載した届書を、機構に提出しなければならない。

ア　誤りです。「速やかに」、所定の事項を記載した届書又は
　　記録した磁気ディスクを日本年金機構に提出しなければな
　　りません。（則21条の2第1項）
イ　誤りです。「10日以内に」、所定の事項を記載した届書を
　　日本年金機構に提出しなければなりません。（則2条1項）
ウ　設問の通りであり、正しいです。賞与を支払った日から
　「5日以内に」、厚生年金保険被保険者賞与支払届又は所定の
　　事項を記録した磁気ディスクを日本年金機構に提出すること
　　によって行います。（則19項の5第1項）
エ　誤りです。「速やかに」、厚生年金保険被保険者報酬月額
　　変更届又は所定の事項を記録した磁気ディスクを日本年金
　　機構に提出することによって行います。（則19条1項）
オ　誤りです。「10日以内に」、所定の事項を記載した届書を、
　　日本年金機構に提出しなければなりません。（則37条1項）
カ　設問の通りであり、正しいです。「5日以内に」、所定の
　　事項を記載した届書を、日本年金機構に提出しなければ
　　なりません。（則24条1項）

以上のことから、5日以内に届け出なければならない組み合わせは
ウ・カであり、正解は４となります。