測量士補の過去問
平成27年度(2015年)
問21
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問題
測量士補試験 平成27年度(2015年) 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
図21は、国土地理院刊行の電子地形図1/25000の一部(縮尺を変更、一部を改変)である。この図内に示す老人ホームの経緯度は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
ただし、表21に示す数値は、図内の三角点のうち2点の経緯度及び標高を表す。
ただし、表21に示す数値は、図内の三角点のうち2点の経緯度及び標高を表す。
- 東経:130°29′55″ 北緯:33°25′05″
- 東経:130°29′57″ 北緯:33°25′16″
- 東経:130°30′03″ 北緯:33°25′03″
- 東経:130°30′17″ 北緯:33°24′47″
- 東経:130°31′10″ 北緯:33°25′17″
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この過去問の解説 (3件)
01
解説
2個の三角点の経緯度が与えられているので、これを地形図の図郭線の経緯度として、老人ホームの経緯度を推測します。
測定した長さを秒に換算して経緯度それぞれに足せば、答えが導けます。
なお、地形図には2個以上の三角点が存在しているので、標高で対象の三角点を選別してください。
利用する機器によって表示される地形図の大きさは違うので、具体的な数字は出さずに解説させていただきました。
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02
・老人ホームの地図記号は家の中に杖が表記されているものです。
・表21の三角点は、地図上の左上の225.5 右下の42.0で表記されている三角点の箇所情報となります。
1.上記二点の三角点を中心とした直行線を記載します。
2.三角点同士の寸法を計測します。
3.経度差が52、緯度差が43を分母とし、2で測った寸法を分子にして計算すると、地図上の寸法1mmがいくつに相当するかが確認取れます。
4.1で記載した直行線から老人ホームの距離がいくらかを計測し、3で出た寸法を掛けます。
対象物の地図記号を測る際は、記号の中心からの寸法を使用します。
以上の結果から、一番近い経緯度は
東経:130°30′03″ 北緯:33°25′03″となり
問の答えは 3 となります。
※物理的に計測して出すので多少誤差が出ますが、計算を間違えていなければ近似値が答えに提示されているはずなので、そこから選択して答えを導きましょう。
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03
経緯度を求める問題です。
老人ホームの地図記号は家の中に杖のような曲線が描かれているものです。
問題分に書かれている三角点は、標高225.46mは225.5と、標高41.98mは42.0と地図上に記されています。
この三角点から垂直水平に直行した線を引き、老人ホームまでの距離を定規で実測します。
印刷サイズによって長さが異なるので、計算過程を導出できませんが、
定規で計測した距離を1"として計算すると、
おおよそ、緯度が130°30′02.3″、経度が33°25′03″となるため、
老人ホームの経緯度は、東経 130°30′02.3″、北緯 33°25′03″です。
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