測量士補の過去問
令和4年度(2022年)
問17

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問題

測量士補試験 令和4年度(2022年) 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

公共測量における航空レーザ測量において、格子状の標高データである数値標高モデルを格子間隔1mで作成する計画に基づき航空レーザ計測を行い、三次元計測データを作成した。図17は得られた三次元計測データの一部範囲の分布を示したものである。この範囲における欠測率は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
<関数表>
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この過去問の解説 (3件)

01

航空レーザ測量における、欠測率の計算問題になります。

選択肢2. 9%

欠損率=(欠損格子数/格子数)×100% で計算できます。

欠測格子とは、水部を除き、1つの格子内に三次元計測データが無い場合のことです。

上記から考えると、欠測:4格子、水部:9格子、格子数:54格子となります。

欠損率={4/(54-9)}×100=8.8888≒9%  となります。

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02

計算問題です。

選択肢2. 9%

マス目を求めます。

縦6マス×横9マス=54マス

水部9マス

データが無いマス4マス

欠測率を求めます。

*水部マスは航空レーザ測量に不向きなので除外します。

欠測率=4÷(54-9)

   =4÷45

   =0.0888(8.9%)

よって 9% が最も近い値となります。

参考になった数9

03

三次元計測データの欠測率を求める問題です。

選択肢2. 9%

欠測とは三次元計測データを格子間隔で区切り、

1つの格子内にデータが無い場合を言います。

※水部は含みません。

欠測率は下記の計算式によって求めます。

欠測率=(欠測格子数/格子数)×100で計算できます。

まず、全体の格子数に水部の格子は含まないので除きます。

54(格子数)-9(水部格子数)=45個

次に欠測している格子数を求めます。

図から格子の中に点が無いものは4個になります。

数値を代入していきます。

欠測率=(4/45)×100

=8.8

≒9

よって、9%が正しいです。

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