登録販売者の過去問
平成25年度(地域2)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問6
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域2) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の相互作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- 複数の医薬品を併用した場合、又は医薬品と特定の食品(保健機能食品や、いわゆる健康食品を含む。)を一緒に摂取した場合に、医薬品の作用が増強したり、減弱したりすることを相互作用という。
- かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、アレルギー用薬では、成分や作用が重複することはないため、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用を避ける必要はない。
- 医療機関で治療を受けている人は、一般用医薬品を併用しても問題ないかどうかについて、治療を行っている医師又は歯科医師若しくは処方された医薬品を調剤する薬剤師に確認する必要がある。
- 複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、医薬品同士の相互作用に関して特に注意が必要となる。
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この過去問の解説 (4件)
01
1:相互作用は、薬と薬の間で起こるものだけでなく、ミネラルと薬、ビタミン類と薬、ハーブと薬、牛乳やアルコールと薬、などのように、食品が薬の作用に影響するものも含みます。
2:かぜ薬の中には、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰たん薬、アレルギー用薬などが配合されているものがあり、成分や作用が重複することがあるため注意が必要です。
3:医療用医薬品服用中の人が一般用医薬品を併用しても問題ないかどうかの判断は、薬剤師が行います。薬剤師が不在で対応できない場合は、処方元の医師または歯科医師に確認することになります。
4:使用する医薬品の種類が増えるほど、相互作用の危険性は高まります。
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02
1 ○
2 ×:かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、アレルギー用薬では、成分や作用が重複することが多く、通常これらの薬効群に属する医薬品の併用を避ける必要がある。
3 ○
4 ○
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03
作用が増強されれば、医薬品の作用が強く出過ぎたり、副作用が発生しやすくなります。また、作用が現弱すれば、十分な効果が得られないなどの不都合が生じることになります。
2 誤りです。
これらの一般用医薬品においては、成分や作用が重複することが多いため、併用は避けることとされています。緩和を図りたい症状が明確な場合は、なるべくその症状にあった成分のみを配合している医薬品を選択することが望ましいです。
3 正しいです。
医療機関で治療している場合には、その治療を優先することが望ましいので、一般用医薬品を使用する際には、現在治療をしている医師、または歯科医師、もしくは処方された医薬品を調剤する薬剤師に確認をする必要があります。
4 正しいです。
疾病ごとに異なる医薬品が処方されている場合、医薬品の相互作用に関して特に注意が必要となります。
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04
風邪薬と解熱鎮痛剤にはカフェインが含まれています。また風邪薬、去痰薬、アレルギー用薬に共通するものとして抗ヒスタミンが、風邪薬、解熱鎮痛剤、去痰薬、アレルギー用薬に共通するものとしてアドレナリン作動成分が入っています。
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