登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域1) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品等の相互作用に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
  • 複数の医薬品を併用した場合、又は医薬品と特定の食品(保健機能食品や、いわゆる健康食品を含む。)を一緒に摂取した場合に、医薬品の作用が増強したり、減弱したりすることを相互作用という。
  • 相互作用や副作用のリスクを減らす観点から、緩和を図りたい症状が明確である場合には、なるべくその症状に合った成分のみが配合された医薬品が選択されることが望ましい。
  • 相互作用は、医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こるものであり、吸収、代謝の過程で起こることはない。
  • 複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用されることが多く、医薬品同士の相互作用に関して特に注意が必要となる。

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この過去問の解説 (6件)

01

正解;1,2,4です
解説:3→相互作用には医薬品が吸収、代謝(体内で化学的に変化すること)、分布、排泄の過程で起こるもの。医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こるものがあります。

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02

【正しいもの】1,2,4
1
医薬品等の相互作用とは、複数の医薬品や特定の食品を併用した場合に、医薬品の作用が強くなったり弱まったりする作用のことを言います。

2
さまざまな症状に作用するため複数の成分が配合されていると、その分副作用や相互作用のリスクが高くなります。

4
いわゆる「飲み合わせ」には留意する必要があります。
購入者が医療機関で治療を受けている場合は、通
常、その治療が優先されることが望ましいとされています。一般用医薬品を併用しても問題ないかどうかについては、その医療機関に確認する必要がある。

【誤っているもの】3
3
相互作用は、医薬品が薬理作用をもたらす部位でのみ生じるわけではありません。たとえば、薬理作用をもたらす部位に達するまでの部位でも生じるとされています。

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03

正しいものは1,2,4です。

誤っている3についてですが、相互作用には医薬品が吸収、代謝(体内で化学的に変化すること)、分布又は排泄される過程で起こるものと、医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こるものとがあります。

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04

3.相互作用は医薬品が吸収、代謝(体内で化学的に変化すること)、分布、排出される過程でおこります。また、医薬品が薬理作用うぃもたらす部位において起こるものもあります。

1,2,4は正しいです。

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05

医薬品を服用した際の作用に、言い切りがたの文言があれば要注意です。
3.「代謝の過程で起こることはない」吸収代謝などの段階でも、相互作用を起こすことがあるので誤りです。

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06

1 正

医薬品の相互作用とは、医薬品と医薬品、医薬品と食品をいっしょに摂取したとき、医薬品の作用が増強・減弱することです。

増強すると作用が強く出過ぎたり、副作用が起こりやすくなり、減弱すると十分な効果が得られにくくなります。

また、この場合の食品とは、特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品のほか、いわゆる健康食品が含まれます。

2 正

一般用医薬品には、かぜ薬やアレルギー用薬など、複数の成分が配合されているものが多くあります。

また、その成分は重複することがあるので、副作用や相互作用のリスクを減らすためにも、単成分配合の医薬品が望ましいとされています。

3 誤

相互作用は、薬理作用をもたらす部位だけでなく、医薬品が吸収・代謝・分布・排泄の過程でおこるものもあります。

また、医薬品と同じ成分をもつハーブや生薬成分のサプリメント、カフェインなどにも注意が必要です。

4 正

複数の疾病に用いられる医薬品同士の相互作用は、ある疾病に有効な薬効をもたらすものでも、別の疾病には症状を悪化させる場合があります。

別々の疾患に用いられる医薬品でも、飲み合わせには注意が必要です。

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