登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問29
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成25年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
脳や神経系の働きに関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
- 延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等があり、多くの生体の機能を制御する部位である。
- 脊髄は、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。
- 交感神経の神経伝達物質はアセチルコリン、副交感神経の神経伝達物質はノルアドレナリンである。
- 末梢神経系は、随意運動、知覚等を担う体性神経系と、呼吸や血液の循環等のように生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う自律神経系に分類される。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
誤っている3ですが、正しくは「交感神経の神経伝達物質はノルアドレナリン、副交感神経の神経伝達物質はアセチルコリン」です。
ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末梢には例外的にアセチルコリンが神経伝達物質となっています。
参考になった数64
この解説の修正を提案する
02
神経伝達物質にはいくつかの種類があります。
交感神経の神経伝達物質は、アドレナリンとノルアドレナリンです。
副交感神経の神経伝達物質はアセチルコリンです。
他に、ガンマアミノ酪酸(GABA)、グリシンなどのアミノ酸を、
神経伝達物質にしている神経も存在していると言われています。
参考になった数16
この解説の修正を提案する
03
各選択肢については以下のとおりです。
1.正しいです。
文のとおりです。
そのため、延髄を損傷すると、四肢麻痺や呼吸不全などが起こり、生命の維持が難しくなります。
2.正しいです。
文のとおりです。
脊髄反射の例としては、椅子に座って膝小僧の下あたりを叩くと、足が跳ねる膝蓋腱反射があります。
3.誤りです。
交感神経に関与するのは「アドレナリン・ノルアドレナリン」で副交感神経に関与するのが「アセチルコリン」です。
4.正しいです。
文のとおりです。文中の体性神経ですが、随意運動に関わるものを運動神経、知覚に関わるものを感覚神経と呼びます。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
前の問題(問28)へ
平成25年度(地域1)問題一覧
次の問題(問30)へ