登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問32
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問題
登録販売者試験 平成25年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
薬の吸収に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。
- 内服薬のうち錠剤、カプセル剤等の固形剤は、腸溶性製剤のような特殊なものを除き、多くの場合、胃で有効成分が溶出する。
- 内服薬の中には、服用後の作用を持続させるため、有効成分がゆっくりと少しずつ溶出するように作られているものがある。
- 内服薬の有効成分が消化管から吸収される際には、消化管の内容物や他の医薬品の作用によって吸収量や吸収速度が影響を受けることはない。
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この過去問の解説 (3件)
01
誤っている3についてですが、消化管の内容物や他の医薬品の作用によって吸収量や吸収速度が影響を受けます。
例えば、眠気防止薬はカフェインを主薬としています。この眠気防止薬の服用前後にお茶やコーヒーなどカフェインを含むものが胃の中にあると、カフェインの過剰摂取の危険性が高まります。
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02
薬の吸収量や吸収速度は、消化管の内容物や、他の医薬品の作用によって影響を受けやすく、
また医薬品の成分の中には、消化管の粘膜に障害を起こすものがあるため、
各医薬品に定められた用法で、食事と服用時間の関係を確認することが大切です。
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03
各選択肢については以下のとおりです。
1.正しいです。
腸溶性製剤のような特殊なものを除き、多くの場合は胃で有効成分が溶け、小腸で吸収されます。
2.正しいです。
溶解時間を考えて作られたものがあります。
3.誤りです。
影響を受けます。そのため、空腹時に飲むお薬や逆に空腹時を避け、食後に飲む薬があります。
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