登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問40

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の副作用による間質性肺炎に関する次の記述について、(   )の中に入れるべき字句の正しいものはどれか。

間質で起きた肺炎を間質性肺炎という。間質性肺炎では、肺胞と毛細血管の間でのガス交換効率が低下して、血液に酸素が十分取り込めずに( a )となる。
息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、( b )、発熱等が、医薬品の使用から1~2週間程度の間に起こる。
  • (a)エリテマトーデス、(b)湿った咳(痰が伴う咳)
  • (a)イレウス様症状、(b)湿った咳(痰が伴う咳)
  • (a)イレウス様症状、(b)空咳(痰の出ない咳)
  • (a)低酸素状態、(b)空咳(痰の出ない咳)
  • (a)低酸素状態、(b)湿った咳(痰が伴う咳)

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

間質とは、肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織です。この部分が炎症を起こすことで、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が低下します。

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02

正解:4です。


エリテマトーデスは、自己免疫疾患の一つです。

イレウス様症状は、腸内容物の通過が阻害された状態を言います。
激しい腹痛や嘔吐、腹部膨満感を伴った便秘等の症状が表れます。

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03

正しいものは4です。

酸素が十分に取り込めないので、低酸素状態になります。
また痰に関してですが、痰には呼吸器内に入ってきた細菌やウイルスを外に出す役割があります。医薬品の副作用による間質性肺炎は細菌やウイルスが原因ではないので、痰の伴わない咳が特徴です。

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